テラーノベル
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……場所は移り最下層の1階……
走馬「ここが1階か……一体外はどうなってんだ、?」
飛鳥「まぁ普通ね、でも治安悪いし所々にサイバーモンスターが潜んでたりしてるから気をつけなね、」
走馬「了解、」
そう言って自動ドアを通り過ぎて
走馬「意外と暗いな……これは〜、橋か?」
目の前にある橋のようなものが光を遮ってると考え
飛鳥「これは高速道路、高速道路の下は案外こんなもんよ、でも下に不良とかモンスターとか居るからしんどいんだよね…」
走馬「はぁ〜、こっちのアルビノは俺の知ってる方とは全然違うんだな……」
飛鳥「それはそうよ、まぁアンタの居たアルビノは何ひとつとして知らないけどね 」
走馬「早く向こうに戻って仲間に会いたいぜ…」
飛鳥「仲間か?」
走馬「嗚呼、仲間だ」
飛鳥「ふぅ〜ん、アンタみたいな頭のぶっ飛んだヤツでも仲間っているんだ」
走馬「余計な一言だよ」
飛鳥「へっ、まぁいいじゃん」
そう言って何気なく笑みを浮かべ
走馬「はぁ、全く陽気だな…お前は」
飛鳥「よく言われる」
走馬「だろうな」
そんなこんな高速道路の下を話長ら歩いていると奥から何人かの人影が……
飛鳥「ん……人影…」
走馬「どうした?」
飛鳥「少し警戒しときなさい」
走馬「お、おう?」
飛鳥「そうだ、これ念の為に」
すると血液からハンマーを作り出して走馬に渡し
走馬「こ、これは、?」
飛鳥「ハンマーよ、血液とネオン物質で作ってるけど問題ないわ」
走馬「お、おう…」
(本当に大丈夫なのかよ…)
飛鳥「………。」
走馬「…………。」
すると奥からケラケラと笑う声が……
男性A「マジやばくね?」
男性B「それな!!まじやば笑笑」
男性C「つーかお前なんでそいつ抱かないんだよ笑」
男性A「いやだってよ〜もっと生かしといてからやりたいじゃん?」
男性D「お前鬼畜かよ笑 まじおもろ笑」
そう話すネオンを身にまとったチャラそうな男集団が
走馬「……。」(うわぁ〜、あゆ系のヤツ面倒で苦手だわ…)
男性B「ん、あれ見て」
男性A「なんだ?」
男性D「うわめっちゃスタイル良さげな女居るじゃん」
そう言ってチャラ男共は飛鳥達を見て
飛鳥「………またか…(小声)」
走馬「………。」(大丈夫かよ…アイツらこっち明らかに見てるな…てかここ街頭も薄暗し不気味だな…)
街頭の光と高速道路の上から光るネオンの明かりがそこからは見え
男性C「ねぇねぇそこのアンタ〜」
すると1人が話しかけ
飛鳥「………。」
それに対しフル無視で
走馬「………(大丈夫かよこれ…)」
男性A「なになにちょっと無視〜?」
男性B「俺達と遊ばねぇかー?」
男性D「な?いいだろ?」
すると卑怯にも飛鳥を4人揃って囲みだし
走馬「……チッ…ムカつくヤツらだ、俺はこう言うの嫌いなんだよ…」
背後からそうボソボソと呟き
男性A「あ?んだコイツ」
男性D「おやおや彼氏さん登場か〜?」
すると4人組のうち2人が走馬の元へ近づき
走馬「俺はソイツの彼氏じゃねぇ、仲間だ」
男性A「っは〜w仲間w」
男性D「ならこの仲間今から貰うわw」
飛鳥「……。」
相変わらず黙っており
男性B「ビビってんじゃね?」
男性C「ねぇ君ビビってるの〜?」
飛鳥「…なわけないでしょ……」
男性B「じゃぁなんでだまってんの?」
飛鳥「そりゃアンタらみたいなアホに関わるほど暇じゃないからね笑 」
男性B「んだと?このガキが」
男性C「こいつどうしてやろうか」
相談「……飛鳥は大丈夫かよ…」
男性A「お、アイツらやってるわ笑 で?お前はどうしてやろうか?」
男性C「俺らの邪魔すんなら消すけど笑」
そうイキがって
走馬「お前らよぉ……」
男性A「あ?」
走馬「…飛鳥に手出したら許さないかんな」
男性A「あっそ笑」
男性D「とりまボコスか笑」
走馬「……。」
男性A「オラァァッッ!!」
すると勢いよく殴りかかり
ガシッッッ
男性A「……は?」
走馬「…お前見たいなヤツらってよ、見ててムカつくんだぜ…」
気がつけば殴りかかった手を自身の手で受け止めており
男性D「お前何もん? こいつのストレート受け止めるとか…」
走馬「俺は……そうだな、走馬だ」
ドカッ!!
すると男性Aの腕を掴んだと思えば思いっきりコンクリートに打ち付けて
男性D「……は、?!」
走馬「で、どうする?」
男性D「あ、ぁぁぁ!!」
一方向こうは……
男性C「もうええわ、こいつ犯したろや 」
男性B「それもそうだな、このクソメスガキ痛ぶってやらぁ」
飛鳥「はぁ………バカは焦げてなさい……」
男性B「は?」
飛鳥「…レイズ・オブ・フレーム」
すると男に向けた指先から男二人に向かって青い炎のレーザービームが発射され 2人の腕を貫通し
男性2人「あ”、あ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”?!?!」
するとその場に座り込み
飛鳥「ほら、行くよ」
そう言って走馬を見て
走馬「い、いいのか?コイツら…」
飛鳥「構わん、ここはそういう世界だ」
そう言い放つと走馬の腕を掴んで歩き出し
飛鳥「本当、ここは無限にクズ共が居るから嫌なのよ、」
走馬「クズ共か………なんか何もできなくてすまなかった……」
飛鳥「良いのよ、そう言えばアンタさっき私の事仲間とか言ってなかった〜?笑笑」
走馬「う、うっせぇ!!」
飛鳥「ふふっ、案外単純なヤツじゃない」
走馬「お前が言うな」
飛鳥「あら〜?私アンタにそんな姿見せた覚えないな〜」
走馬「こんの野郎……」
しばらく歩くと大通りに面し
走馬「うわっ、眩し、!」
飛鳥「アンタこれもダメなわけ?」
そこには大量のネオンや看板の光などで辺り一体が高速の光とは比にならない程光っており
走馬「こんなの眩しいに決まってるだろ……」
飛鳥「へっ、まだまだね」
走馬「うっせぇな……」
飛鳥「まぁいいわ、とっとと行くわよ」
走馬「お、おう」
飛鳥「あ、そうだ 」
走馬「ん?」
飛鳥「アンタに後で取っておきのものあげてやるわよ 」
走馬「なんだ?それ」
飛鳥「まぁ気長に待ちなさいよ」
走馬「はいはい、」
そうして隠れ家へと向かう二人……
この先どうなるのやら、?
EPD.2 END
EXIT➠EPD.3
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