魔術世界の英雄譚

とある魔術世界にレティシア、カイ、シム、ラト、ラクという4人の魔術師がおりました。

カイは水属性(アクア)、火属性(イグニス)、土属性(フムス)、雷属性(トニトルス)、そして、星属性(ステルラ)の5つの属性を扱うことの出来る天才魔術師でした。

そして、カイは幼なじみである、レティシア、シム、ラト、ラクの4人に水属性(アクア)、火属性(イグニス)、土属性(フムス)、雷属性(トニトルス)をそれぞれ教えました。

4人は成長していき、広範囲魔術や獣魔術という伝説として語り継がれていた物を完成させました。

カイ自身はそこまでの成長を予想しておらず、大変驚いていました。

そして、5人は何処からか噂を聞き付けた王から呼び出しを喰らいました。

5人は渋々、王城へと向かい、王に対面を行います。

そして、国王は5人に「世界を統一するのに魔王が邪魔である。討伐せよ」と王命を下します。

5人は、王命であり、断ることが出来ず魔王討伐へと向かうことになります。

5人は魔王討伐へ向かう途中様々な村へと寄ります。

そのうちとある村では、困った事に、深刻な水不足により、飢饉が起こっていました。

カイは星属性魔術を使い、くぼみを作り土属性魔術を使い地盤を固め、水属性魔術を使い水源を作り上げました。

そして、他4人は近くの森へと向かい、動物を狩り血抜きや内臓処理といった下処理を終わらせた物を多く村人へと渡しました。

5人は村人から大層感謝をされ、王命により課せられた。魔王討伐へと再開します。

そして、5人は魔王を討伐し、その報告を国王へと済ませたあと、王城から立ち去ろうとした時、背後から国王の近衛騎士により襲われ、近くの谷へと突き落とされることになり、5人は命を落とすことになったのです。

カイは落ちる前に、「貴様らは、余計な情報を持っている。まだ生きているのは困るのだ」という声を聞いたという。