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彼岸悠の母校であり廃校となった場所へ呪術師となった彼岸悠と補助監督である伊地知は向かい帳を下ろした後、校内へと入っていく。
彼岸「呪力の痕跡が多いな」
伊地知「そのようですね。
油断は禁物ですよ、彼岸君」
伊地知がそう言った瞬間、背後から巨大な呪霊が出没し2人へと襲い掛かる。
呪霊「うぉぉぉぉ!!」
彼岸「こいつが依頼にあった失踪事件のやつか! 」
伊地知「気を付けて!また来ますよ!」
2人は全力で走り校庭へと出て行き呪霊は後を追いかけ校庭へと出てくる。
彼岸「伊地知さん、此処は俺に任せてくれよ
あいつは俺一人でやる!」
伊地知「…わかりました
無事を祈ってますよ」
伊地知はそういうとその場を立ち去るが呪霊がそれを見逃す訳もなく追いかけるが彼岸の蹴りにより怯んでしまう。
彼岸「テメェの相手は俺だ!」
彼岸悠の術式は冥蓮華(メレンゲ)
掌を上にする事で上半身に呪力を掌を下にすることで下半身に呪力を乗せるという術式である。尚、左右対称にする事で身体の半分に呪力を乗せることも出来る。
彼岸「喰らえ!烈廷掌連打(れっていしょうれんだ)」
呪力を乗せた拳を相手に放つ連撃技。その連打の速さは彼だからこそ出来る技でありそれを喰らった呪霊は怯み続ける。
彼岸「どうだ!祓ったか!?」
しかし、そんな生易しいものでは無く呪霊は彼岸の元へと倒れ回避しようにも間に合わず押し潰されてしまう程の力が加わる
彼岸「クソ…まだ俺にはやるべき事が…成すべきことがあるんだ! 」
彼の心が呪霊を祓う事は可能にするのか。その先に待ち受けるは天災か厄災か…巡り巡る物語