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はい。改めまして初めましての方も
前々からお知り合いの方もおはこんばんにちは。
どうもるかです。
初めての実況者以外の作品を書きますね……。
どうしてもカンヒュが書きたかった。
注意⚠️ グロいシーンがもしかしたらあるかもしれません。
基本はほのぼのさせたい。
カンヒュは初心者なので下手くそかもです。
それでも良い方は、行ってらっしゃい
《side ⇨ 日帝》
心の中を焦がすような感覚が、いまだに心身を蝕んでいた。
俺たちはもう。負けていた。
燃え上がる炎。
耳を劈くような轟音と悲鳴。
誰もが絶望し、希望を掴もうと必死だった。
それは俺も、例外ではない。
大日本帝国のために、負けるわけにはいかなかった。
この選択が……正しいはずなのに。
消えていった家族。
消えていった思い出。
最後に見たのはー
飛行機から落とされる、爆弾だったか。
「hey!japan!ぼーっとしてどうかしたのか〜〜?」
明るい声が、俺を現実へと引き戻した。
「………日本?」
呆然と、呼ばれたであろう名を反芻する。
「何を言って………俺の名は………」
そう言いかけて、言葉が詰まった。
正確には、息が詰まったのか。
目の前には、憎き米帝が明るい表情をしながら馴れ馴れしく此方を見ていた。
「oh……やっぱり大丈夫じゃないな?一旦帰るか……?日本」
そう言い、米帝は俺に向かって手を伸ばした。
「……ッ」
寄るな。
来るな。
やめろ。
やめろッ!
「何をやっているのですかこの馬鹿息子!そんなことを
している暇があったなら、レポートに早く取り掛かりなさい!」
途中で、米帝の手が止まり、また新たな声が加わった。
「………英……国…………」
思わず、声が漏れた。
「……⁇、まあいいです。取り敢えず来てもらいますよ」
「親父ぃ〜〜!今は日本と話しているところなのにぃぃいーー!!」
米帝の間抜けな悲鳴が遠くなり、聞こえなくなった。
「………なんだここは?」
あたりを見渡す。
見たことのない機械が机の上に置いてあった。
「………何だこれは?兵器か?」
触れてみると、ざらざらとした感触だった。
まあ、爆弾と変わらず危険なものであることには変わらないだろう。
あの米帝と英国の会話を見るに、此処は未来なのだろうか?
「……なんて平和ボケした世界だ」
強く手を握り締める。血が滲んだ。
俺たちの苦しみも知らずに、のうのうと今を生きている。
許せない。
いつもの癖で愛刀に手を掛けようとして固まった。
「………ないっ⁉︎」
いや、それ以前に……何だこの姿は!?
いかにも動きにくいじゃないか!
早く米帝と英国を……連合国を叩き切ってやろうと思ったのだが………。
この姿じゃロクにも動けないのは間違いないな。
立ち上がって、扉を引く。
すると目の前には、イタ王……イタリア王国に酷似した奴が立っていた。
「ピッザァなんね!!!」
回覧ありがとうございました。
枢軸国メイン。
もしかしたら出ない国も出てくるかもしれません。
回覧ありがとうございました。
コメント
10件
わぁっ!! すきです!!こういうけい!
カンヒュ全然知らないんです けど、普通に物語として好き です!!(* >ω<)✨ 続き楽しみにしてます!✨
続き楽しみです