⚠ATTENTION⚠
ジャクマリ
それでも良い方はどうぞ!
7月7日。時刻は午前の2時半を指していた。空には未だ星が輝いていた。然して木がぽつんと一本丈生えている草原には、其の木に寄り掛かり座っている沼が2人。其の沼はjackとマリキンだった。
「…七夕だな」
先に言って来たのは彼が愛用しているスマホのようなものを持って空を見上げているマリキン。其の直ぐ隣に居るjackも空を見上げており、うぬ、と相槌を交わす。
「願い事はもう書いたか?」
「書いたぞ、[一生まいどが出来ます様に]だ!」
「ずっとまいどしてるだろ…まぁ、俺も[jackと一生居れます様に]だけどな」
「ぬーん…ん??」
マリキンの事寶永遠に課金が出来ます様にだと思ったが意外だ。しかもjackと、だ。フサキンやエクレアじゃないのか、と其儘口に出す。
「な、何故我なんだ?他にもフサキンやエクレアが居るのだが…」
「うーん…フサは信頼してる相棒だし、エクレアは俺を被検体にして来るし…」
「じゃあ[フサキンと一生居れます様に]で良いじゃないか!?」
思わず大声を出してしまって自身でも驚く。だがマリキンは片手で頭を掻きながら少し顔を赤らめさせjackを見る。
「いや…だってjackが好き…だし…」
「…え?本当か?」
「嘘は言わねぇよ。」
jackはほーん…と何かを考えながらマリキンと目を合わせる。
「まぁ…悪くないな、嫌いじゃないし。」
「え”ッッつーことは…?」
「之から宜しくな!マリキン!」
jackは笑顔でマリキンの手を握る。マリキンは承認されると思っていなくて嬉しさと安心さに顔がぱあっと明るくなる。其の笑顔はまるできらきらと輝く星の様だ。
「ッ…!宜しくな!」
マリキンもjackの手を握り返す。其の瞬間ふわっと丁度暖かく心地良い微風が吹いた。
今夜は星がより輝いて見えた。
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