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短集編

13 - めんどくさい ~ kn視点 ~

♥

101

2023年10月18日

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好きなパロ描きたかった(自己満)



kn主役


闇パロ?


よく分かりません


御本人様関係無


なんでもありな方のみ↓↓↓


























🎤…はぁッ、



1人、夜の道を歩きながら溜息を吐く。周りは真っ暗で、リンリンと鈴虫が鳴いている。

1人になる時がホッと出来て寂しく虚しくなる瞬間。

俺はお使いを頼まれ、外に出かけた、そして今が帰り道。


最近、戦争とか真面目な話をする事が多く、緊張する事が多かった。

久しぶりに羽を伸ばしている気がした。だけど、1人は寂しく虚しい。

いつもならなかむやぶるーく、シャケにスマイルにきりやんが話しかけてくれる。そんな仲間が俺は大好きだ、命を変えてでも守りたいし、みんなのことが第一。自分が無理をしても、みんなが幸せならって思える

ただ、ひとりで抱え込むのにも限界はあった。だからこうして夜道に1人、ぼそぼそと思う事を吐き出しながら仲間の元へ行く。


🎤 最近、仕事減ってる…ッ?きのせいかな、おれッ、役立たず、?

🎤 そんなことッ…ない、はず、

🎤何が正解なのッ …、わかんない、わかんない…、


気づけば城の目の前で、中からはたくさんの声が聞こえてくる。

水色の笑い声、赤色の煽り声、緑色の奇声、紫色の怒り声、黄色の呆れ声

俺はあの中に溶け込めてるのか…ッ?

時々、思ってしまう事が多々あった。だから嫌われない為にも捨てられない為にも俺は頑張ってテンションを合わせた。それがいつの間にか当たり前で緊張の糸になっていたのかもしれない。

あぁ、今日は一段とリンリンと鈴虫の声がうるさい。

早く話したい、その一心で重い戸を開けた。


🐼 おきんときッ!おかえりー!

🙂 ごめんお使い頼んでッ、重かったろ

🎤ただいまーッ!これくらいだいじょぶっつーのw

📕 きんさんもゲームしよーよッ!

🎤 うん、しよ

👓 はおい!シャケ勝手に殺すな!

🦈 いや、殺してほしそうな目で見てたから…ッww

👓 どんな目だよッ!!おぉ”ーい、リス地固定してねぇし!!

📕 きりやん愚かジャーンw

🎤 ははっw



みんなの楽しそうな黄色の声が俺の耳へ届く、その声は心地よくて安心してしまう。

緊張の糸は切れることなく、今も継続中、

嫌われないように。捨てられないように。呆れられないように…しないとねッ、


俺は俺専用のゲーミングPCを付け、まいくらを開いた

俺のいつものスキン、いつものワールド。俺にとってそのいつものは毎日の幸せだ、でも今日は一段と幸せを感じる。

いつまでのこの日々が続いて欲しい。だから、俺がしっかりしないとって…


また緊張の糸がぴんっと伸ばされた。



👓 おきんときじゃん、こっちこっち今ねざー探索してるんよね

🎤 なんか集めてんの?

📕 そりゃあーぶれいずろっとに決まってるよぉッー、

🐼 待ってしぬッ!!!…あ、5本ロスした

🙂 はぁッ?なにしてくれてんだyo

🦈 yo!

🎤 …

🐼 …?



ゲームを数時間プレイした後、みんなは疲れ果ててそこら辺にぐたぁっと寝っ転がっている。久しぶりのオフ。みんなで楽しんだゲームは久々だった。あぁ、俺はこの空間に依存してしまってる。この空間が何者かによって壊されたら、、俺はどんな手を使ってでもそいつを地獄に突き落とすんだろうな。

それくらい、みんなの事がすき。俺を、こんな俺を仲間して、温かい気持ちにしてくれるみんなが、すき。だからね、許してよ。こんな俺を。

だめだめで、使えない俺を。



🐼 きんときッ…!

🎤 ぁ、えッ、どうかした?

🐼 …ちょっと部屋で話したい。

🎤 え?いいけど…ッ

📕 僕風呂入ってくる〜ッ、

🦈 俺もいく

👓 えぇ、待って俺も

🐼 じゃあみんなで入ろッ!

🙂 たまにはいいか

🎤 いいね入ろうか


風呂に入った後、俺はなかむと一緒に談話室へ移動した。なんだか真剣な雰囲気で、また緊張の糸がぴんっと張った気がする。

何を話されるんだろう…ッ、もしかしたら抜けて欲しいとか、?

それだったらどうしよう。俺はなにかしてしまったのか…?頭をフル回転させてもわからない。こわい、こわいッ…。

気付けば談話室の前まで来ていた。扉には大きく談話室と書かれている。扉を開ければ数個の椅子が並べられている。ここは普段は使わず、お客が来た時用だ。そしてこの談話室はそれだけではない。奥にもうひとつ扉がある、そこはみんなが暇になった時ように来る秘密の部屋。6つの椅子が小さく並べられ、それぞれのメンバーカラーと言うものがあり、そのクッションが置いてある、



🐼 座ってよ

🎤 うん…



真剣な目で見てくるなかむは、なんだか怖くて、無意識にクッションを強く握りしめていた。



🐼 そんなに緊張しないで…ッ、

🎤 …だいじょぶだよ、笑



なかむは握りしめた手を優しく包み込んだ。俺よりも小さく、少しごつい彼の手はなんだか安心するような…怖いような。



🐼 …単刀直入に言うけど…ッ、きんとき、無理してない?

🎤 …えッ、?なんで?

🐼 だって今日おかしいよ。元気がなかった

🎤 …ッ、



うそ…ッ。頑張って合わせてたのに…ッ、すてられる、?

元気で居なきゃ、元気で…げんきで、…ゲンキってナニ…ッ?



🎤 ご、ごめんッ…!ちょっと考え事しててさッ!笑

🐼 …ほんとにッ?

🎤 うん、ほんと、

🐼 …嘘はよくないよ。

🎤 だからついてないって

🐼 …目泳いでる。きんとき嘘をつくのが下手くそだね

🎤 …ッ、



バレた…ッ?こわい、捨てられちゃう…嫌われる。もう…あの雰囲気に戻れない…ッ



🎤 ぁ、…ッ、えと、



俺の身体は小刻みに震えていて、声も手も、全て俺の言う通りにはしてくれなくなった。俺は下を向く事しか出来ず、下を向く。



🐼 …大丈夫ッ、不安に思う事は何もないよ…ッ。



そう言われた時、目の前には白色のパーカーが写った。首元には彼の頭、ふと香る彼の香水の香り、彼に抱きしめられている。


カタッ


その安心感で俺の緊張の糸が切れた。目からはポロポロと止められない涙が彼のパーカーを濡らす。



🎤 ごめんなさいッ…。ごめんなさいッ…。

🐼 …ッ。



俺は謝り続けた。何に対してかはわからない。彼のパーカーを濡らしてしまったこと、元気でなくなってしまったこと、みんなに迷惑をかけたこと、彼に迷惑をかけてしまったこと、何もかもに謝罪の気持ちが込み上げてきた

あぁ、なんで俺はこんなにも必死なのだろう、彼らが望むなら… 彼らの一番の幸せなら、俺が抜けても構わない…ッ










🐼視点





🐼 きんときッ…?

🎤 ごめッ…なさい、

🐼 聞こえる…ッ?



彼の様子がさっきからおかしい。ずっと何かに謝ってて、泣いている。何がどうしたのだろうか、ごめんなさいと謝り続けている彼の声を聞いてなんだか胸が苦しくなった、彼は何に対して謝っている?そして何が彼を苦しめている?俺にとってきんときは…親友なのだから



🐼 きんときッ…( 肩を叩く

🎤 うぁッ…、なかむ…ぁ、

🐼 聞こえる…ッ?

🎤 うん、

🐼 どーしたのッ…、

🎤 なんでもないの…ッ、



彼はなんでもないという。そんな訳が無い、だってさ…彼はいつも笑顔でだけどちょっぴり怖くて、だけど優しくてみんなの事を第一に考えてくれてて…ッ

そんな彼がこんなにも荒れているなんて…ッ



🐼 そう?

🎤 …ぅんッ、

🐼 なんもないわけないよねッ… はなしてみてよ、

🎤 …嫌いにならないッ…?

🐼 …え?



嫌いにならない?そう聞かれて驚いた、

彼がそんな事を気にしていたなんて…ッ思いもしなかった。きんときは何もポジティブ思考で脳筋な考えの持ち主。だからこそ彼は抱え込むタイプだ、きっと…きっとだけど、捨てられる、嫌われる事を恐れているのかもしれない…ッ



🐼 嫌いになるわけないじゃんッ!( にこっ

🎤 …ッ!












🎤視点



ね、なんでなかむはいつも優しく話しかけてくれるのッ…?

なんでぶるーくはいつも優しく抱きしめてくれるの…ッ?

なんでシャケはいつも優しく笑いかけてくれるのッ…?

なんでスマイルは優しく接してくれるのッ…?

なんできりやんは優しく頭を撫でてくれるの…ッ?


なんでみんなは優しく手を差し伸べてくれるのッ…?





🎤 こわいのッ…、

🐼 怖い?

🎤 みんなに捨てられてしまうことがッ…、あのおれのだいすきな雰囲気に戻れないことがッ…、こわいのッ、

🐼 …



涙を流しながら酷い顔で言ってしまった、怖いって

あの雰囲気に入れなくても見守ってるだけでもいい、ねえッ、

こんな俺を許してください…ッ。




🎤 …ッ、

🐼 そっか、

🎤 ごめんッ…、

🐼 謝ることなんてひとつもないよ

🎤 …ッ



一言、彼はそういった。俺だって謝りたいわけじゃない。むしろ感謝したいくらいなのに…ッ、そんな気持ちが俺の本心の邪魔をしてくる。

なんでそんなに優しくしてくれるの?それは仲間だから。

なんで優しく抱きしめてくれるの?それは仲間だから。

なんで優しく笑いかけてくれるの?それは仲間だから。

なんで優しく接してくれるの?それは仲間だから。

なんで優しく頭を撫でてくれるの?それは仲間だから。

なんで手を差し伸べてくれるの?それは仲間だから。

そう、俺達は仲間であって…ッ、俺が想像してるより軽いものなのかもしれない




🐼 …無駄な事は考えない。

🎤 …おゎッ…



顔がぐっと近づく。近くで見る彼の目はやはり綺麗だ。

吸い込まれそうな、その瞳には嘘をつけないような




🐼 やっぱりきんときが居ないと楽しくない…

🎤 …、?

🐼 皆といると楽しい。それはきんときも含め、ね?

🎤 …

🐼 捨てられるとか嫌われるは誰しも1回は思っちゃうけどー、

🐼 でもそんな事で俺らって壊れるのかなって考えたら全然そんなことないよ

🎤 …

📕 そーだよぉ、僕はきんさんのことすきだよ?

🎤 あぇ、ぶるーッく、?

🦈 僕はってなんだよw 俺もきんときと話すの好きだよ

🙂 きんときにはいつも感謝してる

👓 きんとき居なくなったら酔った時どーすんだよw

👓 ま、俺もきんときと話すの好きだけどな

🎤 い、いつから聞いてたのッ

📕 いつからだっけなーッ?

👓 きんときが謝り出した時からじゃね?

🦈 あーそうじゃん

👓 それでこのバカ(🙂)が音立てて焦ったじゃん

🙂 はぁーッ?あれはしょうがないだろ

🐼 はいはい、わかったわかった

📕 愚かだ

🦈 …な、きんとき、俺らはわいてる奴らしか居ねえよ。

🎤 …うん

🦈 なかむ、ぶるーく、俺、きんとき、スマイル、きりやん、この6人が世界一頭わいてるぜ?特にきりやんとか

👓 はぁッ?おれ!?

🎤 うん、

🦈 わいてるからこそ楽しいし裏切るなんてない

🐼 シャケの言う通り。嫌われるとか捨てられるとかそんなの絶対有り得ないから!!

🎤 そっ、か…ッ、

📕 きんさん、元気出た?

🎤 うん、出た、笑

👓 んじゃ、久々にオールしよーぜ!酒飲もーっと

🐼 はぁ?!ずる!俺も飲む

🦈 俺も飲もーッ

📕 僕も飲んじゃお~ ッ!!

🙂 俺も飲もうかな軽く

🎤 おれm

‪︎🐼🦈👓 それはダメ

🎤 えぇー、笑






ねえみんな。いつもこうやって差し伸べてくれてさ、大変じゃない?




🐼 大変なんかじゃない



めんどくさい俺でも、愛してくれる?



📕 もちろん!

🦈 俺らがそばに居る



信じてもいいの?



🙂 あぁ、

👓 信じてみろよ




そっか…ッ、ありがとう、みんな。


これからも、こんな俺だけどよろしくね


わいてる仲間達へ、




俺らが世界一




俺より
































Fin.

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