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#mlmk
🥯🧈🌿𓈒𓏸
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あてんしょん・rzso
・学パロ
・rz視点
・幼なじみ設定
・切ない系(そうなってたら嬉しい)
心音は、昔からどうしようもなく無理をするやつだった。
幼馴染としてずっと隣にいたから知っている。
小さい頃から体が弱くて、季節の変わり目には必ずと言っていいほど熱を出す。
それなのに、誰かに心配をかけたり、遊びの輪から外されたりするのが嫌で、彼はいつだって真っ先に「平気なふり」を身につけた。
ーーー「大丈夫、なんともないよ」
その一言を、俺はこれまでの人生で何度聞いただろう。
顔を真っ赤にして、今にも倒れそうな呼吸をしながら、それでも彼は笑って見せるのだ。
俺は、そんな心音の危うさが怖かった。だからこそ、俺が隣にいて、彼が隠そうとする綻びを見つけ出し、支えていかなければいけないと思っていた。
なのに…
あぁ、……俺は、なんでこんな大切なことを忘れていたんだろう。
今日の心音が、あまりに綺麗に笑うから。
あまりにも希望に満ちた言葉を吐くから。
着実に終わりへと近づいている文化祭の中…心音が、ふらりと一歩、足を踏み出した。
「……あ、」
小さな、吐息のような声。
その瞬間、スローモーションのように世界が歪んだ。
心音の膝から、力が抜ける。
重力に逆らうことを諦めたように、その華奢な体がゆっくりと地面に向かって傾いていく。
まるで地面に吸い込まれるような、あるいは糸の切れた人形のような、あまりにも無防備な崩れ方だった。
ドクリ、ドクリと、心臓が嫌な音を立てて跳ねる。
視界が急激に狭まり、周りの喧騒が遠のいていく。
rz「ッ……心音!!心音、しっかりしろ!!」
地面に叩きつけられる寸前、俺はなりふり構わず駆け出し、その体を抱き止めた。
腕の中に収まった心音は、驚くほど軽かった。
そして、恐ろしいほどに熱い。
rz「心音?おい、返事しろ!心音!!」
腕の中の彼は、うっすらと目を開けた。
焦点の合わない瞳が、虚空を彷徨い、やがて俺
の顔を捉える。
こんな時まで、彼はまだ嘘をつこうとするのか。 震える唇が、音にならない言葉を紡ごうと動く。
so「……ごめ、ん……ロゼ。……だい、じょ、……ぶ」
その「大丈夫」を言い切る前に、心音の瞳から光が消えた。
握りしめていたはずの彼の手が、力なく床に落ちる。
rz「っ、心音…。おい、らいと!らぴす!救急車!早く!!」
俺の声は、自分でも驚くほど震えていた。
背後で誰かが悲鳴を上げ、さっきまで笑っていたあいつらが血相を変えて駆け寄ってくる音が
聞こえる。
メルトが言葉を失って立ち尽くし、みかさが泣きそうな声で心音の名前を呼んでいる。
けれど、俺には腕の中の心音の、あまりに浅い呼吸の音しか聞こえなかった。
窓の外では、何も知らない文化祭の喧騒が続いている。
スピーカーから流れる軽快な音楽が、今の俺にはこの世で一番残酷な調べに聞こえた。
俺が隣にいたのに。
一番…近くにいたはずなのに。
抱きしめた心音の体から、大切な何かが指の間をすり抜けて零れていくような…
そんな底なしの恐怖が俺を支配していた。
コメント
2件
投稿ありがとうございます!! ロゼくんお誕生日ですねぇぇ✨ やっぱしおロゼはてぇてぇ(´ཀ`」 ∠(( またお話待ってます!
うわっ……第4話、めっちゃエモかった……😭💔 rzの「大丈夫」を見抜けなかった後悔が痛いほど伝わってきて、胸がぎゅーってなったよ…。心音くんがふらっと倒れるシーン、スローモーションみたいな描写が切なすぎる。文化祭の楽しそうなBGMが残酷に響く演出、天才すぎか?!幼なじみでずっと隣にいたのにってrzが自分を責めるの、一緒に泣きそうになった…。次どうなるか気になりすぎて今夜眠れないかも!続きめっちゃ待ってるよ🌸