俯いていてゾムさんの顔があまり良く見えない
「ゾムさん?」
そして、いきなり体の向きを変えられた
ゾムさんに背中を向けている状態
後ろで何かやっているようで、ゾムさんは少し真剣な様子
ゾ「…よし、はい」
「ん?」
首元を見ると、何かが光って見えたよく見ると
「ネックレス…?」
ゾ「ん、かわいい」
「え、え?可愛い…」
ゾ「あげる」
「えぇっ?!こんな高そうなもの貰えない!」
ゾ「そう言うと思って安めのヤツ買っといた」
ゾ「つけてな」
「…うん」
ゾ「前見た時に(名前)似合いそうやなー、思って」
「ふへ、ありがとうゾムさん」
(名前)がふにゃりと笑う
「大事にするね」
ゾ「うん」
ゾ「行くか」
「行こっか」
いや、せっかくならもう1回写真撮りたい
さっきいきなりやられたからやり返そう
片手でスマホを持って、もう片方の腕でゾムさんを引き寄せる
ゾ「えっ、ちょ…?!」
カシャ
「よし」
ゾ「…あぁ、確かに驚くわ」
「やった」
ゾ「撮り直す?」
「んーん、これがいい」
どうだ、とゾムさんを見ると
ゾ「んふ、かわええな、やり返したかったん?」
「うん、…でも」
「あんまり反応しなかった」
ゾ「んー?嬉しかったかで?」
「そうじゃないんだけどなー」
ト「いつまでやっとんねん!」
「「はい!」」
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