カルフォルニア州研究所
ここでは、大統領の命令によって異次元転送機の研究をしている。もしこの研究が成功した場合、無限の土地が手に入り、地球温暖化の問題や大気汚染、人口問題に悩まされることはなくなり、さらに使い方によっては無限の空間に閉じ込めることが出来るため兵器利用や刑務所の代わりとしても、期待されている。
いよいよ研究は大詰めに入る。最終実験をして異次元との扉を開ける。ゴォぉぉ、という轟音が研究所に鳴り響いたあと異次元転送機の前には、謎の世界が広がっていた。
実験は成功したのだ。喜んでいたのも束の間。その世界は、急速に小さくなっていき、消滅してしまった。しかし、次の瞬間、目が潰れるほどの強力なな光が出現し、その光が消えるころ研究所にいた人全員が行方不明になった。
そのような事件が起こっていた時、世界では大変なことが起こっていた。それは、偶然にも異次元との扉を開いた時と同じ時だった。サハラ砂漠での突然の大雨。日本での巨大ハリケーン。滅多に起こらないヨーロッパでのマグニチュード9.1の超巨大地震。しかし、本当におかしいのはこれでは無い。その災害の被害が、死者245人行方不明者が3000000人以上という圧倒的行方不明の数だ。この災害は、世界を混乱に陥れた。
ニューヨーク州のオンボロアパート
夢を見ていた。無限に続く黄色い部屋の悪夢を見ていた。そして、黒い何かがこちらに全速力で襲いかかってきた。その時、僕は目覚めた。
「ハァ、、ハァ、、なんだあの夢は」
悪夢によって、目覚めてしまった。その時、玄関のドアがノックされた。コンコン
「エドワードさーん。エドワード・スミスさーん」
大家さんが、俺を呼んでいるようだ。このパターンは、多分いつものパターンだ。俺は、ベッドから起き、覚めきっていない目をこすりながら玄関の扉を開ける。
「はーい、、、」
「あっ。エドワードさん。あなたまだ家賃払って無いですよね?今すぐ払って下さい!!」
やっぱりだ。俺は、いつも通り申し訳なさそうな顔をして謝った。
「すみません。来週までに給料が出るので待ってくれませんか?」
こう言えば、大家さんはいつもこう言う。
「、、、仕方ありませんね。分かりました。来週末までには払って下さいよ?」
「はい!!」
俺は、子供のような返事をした。さて、そろそろ仕事だし、家賃も払わないとだし、頑張って仕事をしますか。そして俺は、仕事の準備をして仕事に行った。
「ありがとうございます」
俺は、昼ご飯を買っていた。残り10ドル。生き残れるかな。俺は、街の中を歩いていると、ふと違和感を感じた。道のど真ん中に、扉がある。しかも、歩行者は俺以外誰も気づいていないようだ。俺は、気になってその扉を開くと、その先にはモノイエローの部屋?が広がっていた。まるで、ドラ○もんのどこ○もドアみたいだ。そして中に入った。入ってしまったのだ。それが、あの悪夢の続きだとは、知らずに。
あとがき
投稿しました。今、この話の挿絵を描いてもらってるので、できたら挿絵を入れて、もう一度投稿します。次もお楽しみにー!
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