テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
朝。
目を開けた瞬間、
今日は少し呼吸が楽だと気づいた。
🍵「……あれ」
すちはぼんやり天井を見る。
体調がいい日なんて、
ここ最近ほとんどなかった。
胸の重さも、
身体にまとわりつく怠さも、
ほんの少し軽い。
もちろん病気が治ったわけじゃない。
でも、“今日”は違う。
不思議な感覚だった。
🦈「すちー! おはよ!」
病室の扉が勢いよく開く。
いつもの声。
振り向けば、
こさめが満面の笑みで立っていた。
コンビニ袋を提げて、
髪は少し跳ねていて、
朝から妙に元気そう。
🍵「……朝からうるさいなぁ」
🦈「ひどーい! こさめ傷ついた!」
言いながら、
こさめはいつものようにベッドへ近寄る。
その瞬間。
すちはふと違和感を覚えた。
🍵「……?」
🦈「ん? どしたの?」
🍵「いや」
なんだろう。
本当に小さな違和感。
こさめの顔を見ていると、
胸の奥が妙にざわつく。
でも理由が分からない。
🍵「……なんか」
🦈「なんか?」
🍵「少しだけ、変わった?」
こさめがぴたりと止まる。
一瞬だけ。
本当に一瞬だけ、
表情が固まった。
でもすぐ、
いつもの笑顔に戻る。
🦈「え〜? こさめ今日もかわいいけど?」
🍵「そこじゃなくて」
🦈「じゃあなに〜?」
ベッドへ身を乗り出してくる。
近い。
シャンプーの甘い匂い。
その距離感に、
なぜか少し安心する。
すちは目を細めた。
🍵「……なんだろ」
こさめを見てると、
妙に胸が苦しい。
嫌な感じじゃない。
むしろ逆。
大事なものを前にした時みたいに、
どうしようもなく不安になる。
失くしたくない、みたいな。
理由は分からないのに。
🦈「すち?」
呼ばれて我に返る。
こさめが心配そうに覗き込んでいた。
🍵「あ、ごめん。ぼーっとしてた」
🦈「だいじょぶ?」
🍵「うん」
🍵「……?」
🦈「すち〜?」
🍵「んー……」
気のせいかもしれない。
ただ少し体調がいいから、
頭が変に冴えてるだけ。
そう思うことにした。
でも。
こさめが笑うたび、
なぜか胸が締め付けられる感覚だけは、
ずっと消えなかった。
やばい今日めっちゃ頭いいかも(?)
なんか、書きたいって思うとかけるんだね‥?
読書感想文がすちこさ物語文2000文字だったらいいのに
2,082
4,906