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わお。それは対応が大変なやつじゃないか
・ω・
交際ができて大森さんにはいいけど、若井さんにとってはキツいな。好きな人に好かれるって、小説だけじゃなくリアルでも難しいよね。
若井「 おはよーございまーす ……..っ!? 」
藤澤「 なに 、どうしたのわか ……..ぃ 」
若井「 、……….えッ……。 」
大森「 ぁ 、や 、ゎ 、 若井と涼ちゃん!? 」
元貴がいつも以上に大声を上げて 、
ばっと体を離す 。
それと同時に 、若井の手に持っていた荷物が
どさっと床に落ちた 。
若井「 ふたり ….って付き合ってたの ….ッ 」
やめてよ
そんな悲しそうな顔しないで …っ
この若井の表情は ….生まれて初めて …ッ
音海「 うん ….若井 ごめんなさい 、 」
若井「 それって ….俺が家行って告った時からもう付き合ってたの 、ッ ? 」
若井「 それならもっと早く言ってよ ッ ….!! 」
若井「 返事はいらないって言ったけど 、 」
若井「 それとこれは違うじゃんッ !! 」
藤澤「 何のことか分かんないけど取りあえず若井落ち着いて …!! 」
若井「 落ち着けるわけないよ 、好きな子がメンバーとキスしてんだよ ッ? 」
若井「 好きな子が他の男と付き合ったんだよ …ッ ? 」
若井「 落ち着けな ――― っ 」
藤澤「 っ …….若井 ッッ !!! 」
涼ちゃんが今までに聞いたこともない
声で若井を呼び止める 。
若井ははっとしたのか 、
「 ごめん 」と謝り 荷物を手に取った 。
音海「 若井 、 ごめん 。だけど話し聞いてほしい ….」
若井「 あぁ …… 、少しだけならいいよ 」
若井「 この話し終わったら 、1人にしてほしい 」
音海「 分かった 。ありがとう 」
音海「 元貴も …..来て 」
大森「 うん ….。 」
音海「 あのね、 若井が家に来てくれた時はまだ付き合ってなかったの 」
音海「 それから、若井が帰った直後に元貴が家に来たの 」
大森「 で 、その時に ….僕が ….。 」
若井「 …….そうだったんだ 、ごめん。あんな怒って 」
大森「 うんん 、僕達も楽屋でやってたのわるいから …、 」
音海「 ごめん …なさい 」
大森「 わかい …俺もごめん …っ 」
若井「 じゃあ、俺はもう諦める 、笑 」
若井「 好きにさせる ってのは、取り消しで … 笑 」
大森「 ぇ 、 」
音海「 ごめんね …好きになってくれてありがとう 」
そう言って 、 優しい笑顔を俺に向けた 。
その瞬間 、目の奥がきゅぅっと熱くなり 、
思わず部屋を抜け出した 。
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若井「 諦めるって言っても …..っ 」
若井「 そんなすぐに諦められないよ…っ泣 」
若井「 誰にも負けないくらい 」
若井「 ……すきだったのになぁ ….ッ 泣 」
泣きつかれて赤くなった目にも関わらず
俺はゴシゴシと目を擦って楽屋に戻った 。
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