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本田菊
病気になったということを隠してアーサーに別れをきりだし、喧嘩別れしたばかり。
その後、数年の時を経て病状が安定or完治したので、アーサーにあの日のことを謝り、
できることならよりを戻そうとアーサーの元へと車を走らせている最中
アーサー
数年前、最愛の恋人に別れをきりだされ焦った末怒りながら了承してしまった。
当時、アルフレッドやフランシスなどに励ましてもらったが、今もなお未練は少し残っている。
今日は、フランシス達と飲みに行く日
ーーー
菊視点
久しぶりに吸った外の空気
少し冷たくて息を吐くと白い息がでる
“今日はあの人に会いに行く日” と言っても勝手に会いに行くだけ。
あの日のことを謝りたくて病院を出てすぐにタクシーを呼んだ
彼の会社の近くまで来ると彼がよくプレゼントしてくれた花が売られている花屋が見えてきた
思わず声を出して、タクシーを止める
「すみません。ありがとうございます」
と運転手に謝って今度は彼のために花を私が買いに行く
彼はよく薔薇をプレゼントしてくれた
「ありがとう」と言うと照れながらも紅茶を入れてくれるその姿が好きだった
あなたのその静かな優しさに惹かれた
店内に入るとたくさんの綺麗な花が目に飛び込んできた
彼がよくプレゼントしてくれた薔薇は今も綺麗に商品として並んでいた
彼が最初にプレゼントしてくれた100本の薔薇の花言葉は、「100%愛」だった
その後、私が「流石にこの量は、私では枯らしてしまうからもう少し少なくして欲しい」と言うと
彼は渋々だったが量を減らしてくれた。
今度は、11本の薔薇をプレゼントしてくれるようになった
意味は、「最愛」だった。この彼らしい愛情表現の仕方が好きだった。
そんな昔の思い出ひたっていると店員が話しかけてきた
「何かお探しですか?」と優しく話しかけてきてくれた
私は、話した。後悔していること、彼に謝りたいこと、
そして彼にあった花が欲しいけど何が良いのかわからないと言うこと
すると、店員は彼に見覚えがあったのかすぐに理解してくれた
そして、私に花の本数で決まる言葉の意味、色ごとに変わる花言葉などを教えてくれた
「あの人はよく、薔薇をプレゼントしてくれていたので私も彼に薔薇をプレゼントして、
できることなら仲直りしたいんです」
「わかりました。色はお決まりですか?」
「…あ、赤…赤でお願いします」
「かしこまりました。本数はいかがなさいますか?」
「じゅ、15本でお願いします」
「かしこまりました。以上でよろしいでしょうか?」
「…あ、あの」
「はい」
「そ、その、許してくれるでしょうか…あ、赤い薔薇だけなんて彼のことを 真似ただけのような
気がしてしまって……すみません。一緒に考えていただいたのに…」
「大丈夫ですよ。ですが、そうですねぇ。ご心配でしたらお客様のお名前の花を一つ加えてみては
いかがでしょうか?」
「私の名前の?」
「はい、本田菊様でしたよね。でしたら当店は菊の花を扱っていらっしゃいますので」
「ほ、本当ですか!?」
「はい、あ、ですが、いくつか色があるんですがどうなさいますか?」
「きいろ……いや、赤でお願いします」
「よろしいんですか?」
「はい。赤は…あの人の薔薇とお揃いですから!」
「かしこまりました」
私は、彼に渡す15本の薔薇と1本の赤い菊の花を持って店を出た。
買ったばかりの花は彼がくれた時のようにとても良い香りがした
タクシーの中に花を丁寧に入れる
途中、彼にもらったペアリングが外れて道路脇へと転がって行ってしまった。
私は、タクシーに乗り込んだ後だったので運転手に
「彼とのペアリングが道路脇に転がって行ってしまったので取ってきます」
と言った。運転手は、
「気をつけてね。ここら辺は車の速度も速いから」
と言った。私は、軽く会釈し大切なそれを取りに少しかけ走った
直後、大きな音と共に私の視界は暗くなった
ーーー
アーサー視点
仕事が終わり、アルフレッドと髭達との飲みに行く予定のパブへと向かう
すると途中で、ポケットのスマホから着信音が響いた
めんどくさいと思いながらもスマホを開くとそこには髭からのメールがあった
ーーーー
メール内容
ー「ごめんけど、今日飲む場所変更になったわ」
「は?なんでだよ」
ー「いいから、じゃ店のURL送っとくから」
「…」
ー「あ!それと絶対この道から来いよ!絶対よ!!」
「は?まぁいい今から行く」
ー「はいはーい、待ってんねー」
ーーーー
「ッチめんどくせぇ。あ?この道遠回りじゃねえか」
俺は、それに気づくと勝手に店を変更されたという怒りもあり
髭の忠告を無視し、この道で行ってやることにした
しかし、俺は店の近くまで来てすぐに後悔した
この通りには、俺が昔、恋人に渡すための薔薇を買っていた店があったからだ
最悪だ。髭のやつこれのためにわざわざ遠回りの地図出しやがったのか?
随分大層なもんだ。アイツが俺にこんなことをするとは
しかも、その店、花屋の近くで事故があったらしい救急隊や警察がたくさん集まっていた
縁起が悪いと感じた俺は、足早にその場を離れようとした
しかし、人間とは好奇心旺盛なもの、俺は好奇心が出てきてしまってその人だかりの中に倒れる
人影を見てしまった。
「は?」
思わず声が出た。なぜなら元恋人に似た髪色、髪型、服装だったからだ。
極め付けは、近くに転がっていた俺とそいつのペアリング。
俺は、無我夢中で髭達がいる店へと走った
事故現場のすぐ近くということもありすぐについた。息を切らした俺に髭は
「どうしたの坊ちゃん笑」
といつものように話しかけてきた
俺は、よくわからない感情で髭の肩を強く掴み聞いた
「な、なあ、あそこで事故に遭ったやつって…き、菊じゃ…ない、よな?そう…だよな?」
「お前まさか!?あの道で来なかったのか!?」
髭の叫び声にも近いその大声で周りの視線はほぼ全て俺たちに向いた
「な、なんだって!?アーサーいったじゃないか!あの道で来てって!!」
「せやで、眉毛!お前記憶力ないんk「そんなことどうでもいいんだよ!!」…」
俺は、怒号にも近いような声でアントーニョの声を遮った
「なあ、そうだろ?だって、菊は…俺と別れたあと別の場所に引っ越したって…」
「…」
「答えろよ!!なんで、なんで、菊と俺のペアリングがあそこに落ちてんだよ!なあ!」
「やめるんや!アーサー!フランシスだって何も知らんかったんや!!」
「は?」
「……菊ちゃん、今日こっちに来てお前に会おうとしてたみたい」
「な、なんで、お前が知ってるんだよ…だってコイツお前は知らないって…」
「……あ、アーサー」
「あ?なんだよアルフレッド」
「丁度ニュースやってるし、見た方が早いんだぞ」
「ニュース…?」
ーーーー
ニュース内容(アナウンサー)
今日、午後7時24分、近隣の花屋から出てきた男性が車と衝突するという事故が起きました。
男性の名前は、本田菊さん。21歳。事故を目撃した本田さんが乗っていたタクシーの運転手に
よりますと、花をタクシーに入れた後、恋人とのペアリングが転がってしまったと言い取りにいった際車と衝突したようです。
(タクシー運転手)とても、衝撃的でした。病院から出てきて、すぐに、花屋に入って嬉しそうに
これで仲直りができると喜んでいらしたので……なんで、あんなことになったのか……。
(本田さんが買い物をした近隣の花屋の店員)もう、ショックです。今日やっと退院して恋人に謝るための花を買うと何時間も悩んで、恋人がよくプレゼントしてくれた薔薇を選んで、自分のアクセントとして「貴方を愛する」という意味の菊の花を選んで…とても、満足そうに帰って行かれましたので……本当に、許せないです…泣
はい、現場からの中継は以上です。本田さんは、今もなお意識不明の重体となっております。
また、同じ道路の奥で別の事故があったため道路が渋滞に巻き込まれています。
そのため、本田さんの搬送は遅れている模様です。
ーーーー
恋人、恋人、恋人、その言葉が頭から離れない
髭の肩を掴んでいた手を力無く離して自分に問う
「お、俺の、俺の、せい?」
「ッ!違う!お前のせいじゃない!!」
「そうなんだぞ!アーサー!これは運が悪かっただけなんだぞ!!」
「せやで!!お前のせいやない!」
「違う、俺のせいだ。俺のせいで菊は事故に…」
「あああ!だから!お前のせいじゃな「速報です」?」
ーーーー
ニュース内容(アナウンサー)
現場から生中継です。
はい、えー意識不明だった本田さんが先ほど意識を取り戻しました。 しかし、相手の声を聞き取ることはできないらしく何かをずっと言っています。声が小さいので近くへ行ってみます。
(本田さん)…ーさ……ん………ア…サー……さ…ん
おそらくですか、誰かの名前を呼んでいるようです。会いに行く予定だった恋人の名前でしょうか
ーーーー
「…菊………菊!」
菊に会いたい菊の顔が見たい声が聞きたい、そう思った
そう思ってしまえばもうすることは早かった
俺は全速力で店を飛び出して走った菊の元へ
菊菊菊菊菊菊菊菊菊菊菊菊菊!
「菊!」
そう叫べば数人が振り返った
人混みを押し退け菊の元へ駆け寄った
近くの救急隊員に「あなたは誰ですか?」と聞かれた
元恋人なんて言葉は出てこなかった
「コイツの…菊の恋人です」
救急隊員は「…そうですか」と言い、通してくれた
目の前には、血の海、血に飲まれた恋人の姿があった
しかし、恋人の姿なんてどうでもいいそこにいればいいそう思った
「…き、菊…」
そう、不安げに名前を呼ぶと奇跡的に聞こえたのか「アーサーさん?」と俺の名前を呼んでくれた
「ああ、そうだ。俺だ。アーサーだよ」
俺の今の顔は醜いものだろう。涙に汚れ、泥に汚れ、鼻水に汚れ
でも、恋人の血がついても汚れなんて思わない思わせない
「菊、俺、知らなかったんだ……本当に、ごめん、気がつかなくてごめん」
泣きながら声を上げながら謝った
菊は、言った。
「私も、ごめんなさい。貴方に何も言わなかった、全て1人で終わらせようとした。貴方に負担をかけたくなかった。不安にさせたくなかった。でも、それが逆効果でした。アーサーさん」
「なんだ?菊」
「こんな、こんな私を許してくれますか?」
「もちろんだ。何度だって許す」
「ふふ、ありがとうございます。アーサーさん」
「今度はなんだ?darling」
「もう一度、わ、た、しと、付き、合って…くれ、ますか?」
「…ああ、今度は離さない。何があっても」
そういい、俺はテレビで生中継されていることすら忘れ、菊とキスを交わした
〜数年後〜
テレビ番組の感動スペシャルで流れたこの映像は2ヶ月ほどトレンド入りを果たした
なお、菊は病院生活をしているが、アーサーが毎日来てくれるおかげで前回の入院より楽しいみたい
フランシス達もたまに来てくれるんだとか
こんなもんかな
思ったのと違かったでしょ笑
こんなのを急に見たくなってしまった
よく頑張った私偉い!
じゃ、夜も遅いしバイバイ👋
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