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死にたがり少女と

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死にたがり少女と

7 - 死にたがり少女と。完...?

♥

100

2024年05月28日

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あの時と同じ優しい潮風が髪をあおる。






あの時と同じ天気で。






空の色で。






貴方の瞳の色。






何もかも完璧だ。






そうだね。






死ぬには本当にいい日だ。






「ねぇ、」

「ん?」

「私、秋奈ちゃんのこと大好きだよ」

「知ってる」

「だから…ありがとう。」

「…優里香と出逢えてよかった。」

「私も。」






最後ぐらい。






とびっきりの笑顔で。






貴方と一緒に。






「私を…救ってくれてありがとう」






「私を…愛してくれて」






「私と…一緒に居てくれて」






「*ありがとう。*」






あぁ、初めて出会った時も貴方はそんな顔をしていた。







「…そんな顔しないでよ」

「…..ん..?」 

「優里香、誰よりも辛そうで。」

「..そうだね…。」






最後ぐらい。






全部吹き飛ばして。






これから、






この美しすぎる海と





あまりにも尊い貴方と。






夏の空と共に。






手を繋いで






2人で一緒に。






地獄でまたいつか。







さようなら。






ばしゃん。───






鬱陶しいぐらいの鳥の声が。






声が聞こえないぐらいの蝉の声が






波の音が。






心臓の音が。






全部海の中に呑まれて。



貴方に包まれて。






海の色も、



空の色も、





全て貴方の瞳の中に。






愛してる



じゃ



足りないくらいの






君へのを込めて。





これは






「死にたがり少女」





「愛されたい少女」







たった2人の。







物語だった。







END…?








イエーイ✌️

 完  かな?   すごく雑。

海の中でキスして死んでほしい。てかそう。

ありがとうございました!!

HappyENDバージョンも創りたいなぁ…

まぁ、気分で!!

それじゃあ皆さま

お疲れ様でした。

























この作品はいかがでしたか?

100

コメント

12

ユーザー

「大好きだよ」って言われて「知ってる」って言えちゃう秋菜ちゃん好きだ…感動した。。

ユーザー

神か…神だ…ッッッ!!

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