テラーノベル
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エーミール愛されです。
今回のメインはshpemです。
※私がにやにやするための文章をAIに手伝ってもらいながらつくっています。
※某ゲーム実況者様のお名前をお借りしております。
ご本人様にご迷惑のかかりませんようご配慮お願いいたします。
ー小瓶のスノーボールー
翌朝。
エーミールの部屋は、またも凄まじい活気が響き渡っていた。
sho「エミさーん! 目玉焼き、俺のは両面焼きで!」
シャオロンがダイニングチェアに逆向きに座り、期待に満ちた目で声を上げる。
ci「エミさんエミさん、俺の味噌汁、ネギ多めでお願いします!」
チーノが横から覗き込み、エーミールの袖を遠慮がちに、けれど確実に引いた。
em「……おはようございます。……というか、何故当然のようにここに居るんですか。自分の部屋で食べなさいと言ってるでしょう」
口では厳しく言いながらも、エーミールは手際よく、朝食を準備していく。
tn「ほら、お前ら。エミさんのご飯食べたいなら、座ってないで手伝えや」
トントンが、解けそうになっているエーミールのエプロンの紐を、慣れた手つきで結び直しながら声をかける。
ut「……はよう、エミさん」
em「おはようございます。…珍しいですね、今日は朝からご予定ですか?」
ut「せやねん……ねむ……」
鬱先生がフラフラとキッチンのカウンターチェアに吸い寄せられる。
em「何か食べます?」
ut「……んぅ……いや……コーヒー…飲みたい……」
em「……ふふ、ちょっと待ってて下さいね」
そこへ起きてきたショッピが、二度寝を決め込もうとしている鬱先生の隣に陣取った。
ショッピは黙ったまま、じっとエーミールの手元を見つめる。
shp「……エミさん」
低く、どこか冷ややかな声。
em「ん? ショッピくんもコーヒーでええ?」
エーミールが鬱先生の前にマグカップを置き、引こうとしたその左手首を、ショッピが逃がさない強さでガシリと掴み上げた。
shp「……絆創膏。……どこやったんすか、俺が貼ったやつ」
エーミールの指先には、昨日ショッピが丁寧に巻いたはずの絆創膏がなく、少し赤くなった剥き出しの肌が晒されていた。
em「えっ……あ、うん…もう大丈夫、やで……ありがとう」
あまりに不自然に視線を泳がせ、しどろもどろな回答をするエーミールを見て、ショッピの瞳がスッと細まった。
shp「……ふ〜ん」
ショッピが指の付け根を、じり、となぞる。
獲物を探るようなその冷たい指先に、エーミールが肩を跳ねさせたその時。
廊下の奥から、悠然とした足取りでグルッペンが現れた。
gr「おはよう、諸君。朝から随分と賑やかだな」
ガウンを羽織ったグルッペンが、勝ち誇ったような笑みを浮かべ、さらりと爆弾を落とす。
gr「ショッピ、そんなに絆創膏の行方が気になるのか。…手当なら、昨夜俺がたっぷりしておいてやったぞ」
「は?」とショッピが短く息を漏らす。
全員がグルッペンを見つめる中、彼は「……しかし知っていたか?」と不敵に口角を上げた。
悠々と定位置のソファに深く腰を下ろすと、さらに追加の爆弾を落とした。
gr「…エーミールはどんな菓子よりも甘かったぞ」
「「「……てめぇ!!」」」
一瞬の静寂の後、リビングが爆発した。
sho「絶対セクハラしたやろ!」
ci「うわっ、 最低や!」
チーノとシャオロンの罵声が飛び交うなか、鬱とショッピは無言で近くにあったクッションをフルスイングする。
リビングは一瞬で、グルッペンへの一斉射撃場と化した。
em「ちょっと、変な言い方しないで下さいよ。手当というか…お砂糖ついた指を舐められただけで……」
ut「え、舐められたん!?訴える?」
sho「砂糖だけなわけないでしょ、絶対っ!」
エーミールの困惑を置き去りにして、グルッペンの高笑いが響き渡る。
gr「ははは! お前たちの敗北だ!」
直撃を受けてもなお、勝ち誇って笑い飛ばすグルッペン。
その不敵な態度が火に油を注ぎ、煽られた四人の戦闘スイッチが完全にオンになった。
em「………いや、なんの戦いですか……これ…」
tn「…はぁ…何してんねん 」
エーミールの手伝いをしていたトントンが、深く眉間を押さえてその戦場へ向かう。
tn「……朝から騒ぐな! グルッペンも余計なこと言わんでええ!」
リビングに響き渡ったトントンの怒号。
それと同時に、勝ち誇っていたグルッペンの脳天に、トントンの拳がいっそ清々しい音を立てた。
gr「ぶっ!? ……トントン、貴様……っ」
tn「…黙れアホ、エミさんのご飯が冷めるやろっ!全員、さっさと座れ!」
一瞬で戦場が静まり返り、クッションを振り上げた面々が「……ちっ」と舌打ちしながら大人しく着席する。
嵐のような朝食が終わり、ようやく書斎に静寂が訪れた。
エーミールは日差しが柔らかく差し込むソファに腰を下ろし、一冊の古書を開く。
em「ふぅ……。ようやく、本が読めますね」
物語の世界に没頭しようとした、その時だった。
shp「……エミさん」
不意に名前を呼ばれ、肩が小さく跳ねる。
いつの間にか、不機嫌な顔をしたショッピがそこに立っていた。
彼は無言でソファの端に腰を下ろす。
em「ショッピくん?」
shp「……」
ショッピはエーミールの膝の上にある本を、長い指先でパタンと閉じた。
そして当然のような顔をして、しかしどこか甘えるような重みで、その膝を占領した。
shp「……膝、貸してください。朝からグルッペンさんの相手して、疲れました」
em「あー…はい、それは構いませんが……」
断りきれず、おずおずとショッピの頭を導く。
柔らかい髪の感触が伝わり、ショッピは満足げに一つ、深い呼吸を漏らした。
しばらくの沈黙。
エーミールがまた本を開こうと手を伸ばした瞬間、ショッピの手が再びエーミールの左手を捉えた。
shp「……昨日はあんなに丁寧に、エミさんのこと思って絆創膏貼ったのに。……酷い人や」
拗ねた子供のような不満を瞳に宿して、ショッピの視線がまっすぐにエーミールを射抜く。
em「……すみませんでした」
ショッピがふう、と小さく溜息をつき、一度手を離す。
shp「……わかってますよ、あの人が強引剥がしたんでしょ?」
そのまま、拒絶を許さない力強さでエーミールの腰にギュッとしがみついた。
shp「……でも朝からグルッペンさんの自慢話聞かされて、ほんま……イラついたんです」
グリグリと子供のように頭を押し付けてくる姿は、先ほどの鋭い視線とは裏腹に、ひどく心細い独占欲を孕んでいる。
em「……ショッピくん」
エーミールは傍らの小瓶から、手作りのスノーボールをひとつ摘み上げ、差し出した。
em「あ〜ん」
shp「っ、え……あ〜ん?」
不意を突かれたショッピが口を開ける。
手早く真っ白な一粒を放り込むと、尖っていたショッピの角が少しだけ丸くなった。
em「美味しいですか?」
shp「……うまいです」
em「ふふ、良かったです。ショッピくん。私ね、こんな小さな傷でも気にして下さったのが、本当に嬉しかったんですよ」
エーミールは空いた手で、膝の上の髪を優しく撫でる。
em「また怪我したときは、絆創膏貼って下さいますか?」
その慈愛に満ちた問いかけに、ショッピは喉の奥で「……ずるい」と小さく毒づいた。
彼は腕の力をさらに強めると、いたずらっ子のように目を細める。
shp「…じゃあ…次は剥がされないように、もっと跡が残るくらいきつく貼りますからね」
em「えっ……? あ、あの、あんまりきつく巻くと血が止まってしまいますよ?」
エーミールの的外れな心配を他所に、ショッピは顔を上げ、捉えていた左手首を再び引き寄せると、その指先に唇を深く押し当てた。
shp「……血が止まるくらいで丁度ええんです。誰にも横取りされへんように」
em「えっ! ショッピくん……!?」
shp「……エミさん、もう一個食べたい。……あーんしてください。……今度は、指まで食べてまうかもしれませんけど」
ショッピが楽しげに笑う。
午後の穏やかな光の中、二人の間には秘密の香りが充満していった。
#mgyb
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