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急な言葉に驚いてじふんを見つめる私
〇〇 「え、?なんで急に、」
じふん 「急にじゃなくて、前から考えてた」
最初は冗談と思っていたけど
箸を置いて私を真っ直ぐ見つめるから
本気なんだ。って、
じふん 「付き合い始めは楽しかったよ、でも今はどう?俺といて楽しいか?」
じふん 「スケジュールの関係で会えなくて彼氏らしいことなんて俺出来ない」
じふん 「俺と居ても時間の無駄なんだよ」
私が言い返そうとすると
じふんは私に被せて
じふん 「〇〇の荷物マネージャー通して渡すから。」
じふん 「食べ終わったら帰って」
そう言って部屋を出て行ってしまった
何が何だかわからなくて
ただただ悔しくて
涙が止まらない
〇〇 「なんでよ、私のこと幸せにするからって。離れるなって言ったじゃん、」
jihoon side
「別れようか、」
〇〇に別れを切り出した
お互いスケジュールの関係で忙しくて
会えない日々が続いて
〇〇は人気になっていくばかりで
どんどん離れていく気がした
じふん 「〇〇の荷物マネージャー通して渡すから。」
じふん 「食べ終わったら帰って」
〇〇は固まったままで、
耐えきれず部屋を出た
ドアの前に座り込んで
声を抑えて泣いた
〇〇が自分のせいって思わないように、
少しでも俺が悪者になるように
サイアクな元彼って思って。
だって俺には
「〇〇の事幸せにする自信なかった、」
別れを切り出されたあの日から
何もする気にならなくて
けれどスケジュールは埋まっていくばかり
じふん、会いたい。
☆ 「〇〇最近大丈夫、?」
♡ 「おんに何かありましたか?」
♪ 「私たちでよかったら頼ってください」
〇〇 「ううん大丈夫なんともないよ」
☆ 「でもどんどん痩せてってるよ」
〇〇 「ダイエット!ㅎ」
じふんと別れた事はまだ誰にも言ってない
言ったらまた涙が溢れるから
芳典 <〇〇なんかあったん?
〇〇 <急にどうしたん、?笑
芳典 <じふなとなんかあったやろ、
〇〇 <なんもないよ、笑
芳典 <嘘や、じふんも最近おかしいねん
空元気っていうか
芳典 <今から会えへん??
よしくんと近くの公園で会うことになった
芳典 「ごめん寒かったやろ」
〇〇 「ううん大丈夫」
芳典 「〇〇痩せすぎとらん?ちゃんとご飯食べとる?」
〇〇 「食べとるよ大丈夫」
芳典 「やっぱおかしいって 」
〇〇 「なんもないって、笑」
耐えなきゃ、
芳典 「〇〇この際だから俺言うけど」
〇〇 「?」
芳典 「俺ずっと〇〇の事好きやった」
〇〇 「え、?」
芳典 「あの日別れよって言ったけどほんまは好きやったし、別れたくなかった」
芳典 「ライブ中に急に〇〇の事想うのも、ハグしたくなるのも好きやったから。」
芳典 「答えを求めてるわけじゃなくて、俺の想いを伝えたかっただけやから。」
芳典 「何も気にしんくていいよ」
〇〇 「…よしくん」
芳典 「うん?」
〇〇 「私、じふんと別れたんだ、」
堪えていた涙が溢れてしまった
我慢しようと思ってたのに
〇〇 「この前別れよって言われて、っ」
〇〇 「そっからなんも仕事手つかんくて」
芳典 「そうやったんやな、」
芳典 「大丈夫、もう我慢せんでいいよ」
よしくんの胸で声を上げて泣いた
今まで溜まっていたものが全て出ていく感覚で
〇〇 「ごめん、」
芳典 「全然いいよ、〇〇のペースで頑張りや」
芳典 「俺が言ったことも気にしんくていいから」
〇〇 「ありがとう。」
こうやって、いつもそばで支えてくれたのは
よしくん、
あなただった
1年後
nent→♡20