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『一章 キボウの学級裁判』
【次の日 朝6時】
今日もまた早く起きてしまい、俺はバイキングへと向かった
【バイキング】
荒「おはよう、ハナビ」
秘「おはよう瑞稀」
荒「今日がタイムリミットだよな…」
秘「…そうだな」
荒「最後は何する?俺はステーキを腹一杯に食って、カラオケで粉雪歌いに行こっかな」
秘「…考えてない、ただ部屋で寝てようと思う」
荒「つまんなそうだな、一緒に粉雪歌うか?」
秘「あれデュエットするような曲じゃないだろ」
猫「あ!おはようでござる!」
秘「忍、元気そうだな」
猫「もちろん!モノクマに屈しないのが忍者でござる!」
羽「よく忍ちゃんは元気でいられるね…私なんてメイクのノリが悪くて気分落ちたのに」
荒「そこで気分下がるのか」
きっと平然を装っているのだろう
今日死ぬという運命に目を背けるために
羽「あ、そうだ!二人に用があったんだよね!」
秘「用?」
猫「左様!今日の15時にパーティホールでお茶会を開催する!」
荒「お茶会か」
羽「うん、最後ぐらい美味しいお茶でも飲んで死にたいでしょ?」
秘「随分すごいこと言うんだな」
羽「でもこれは建前だよ」
秘「え?」
エソラは困ったような顔をして忍を見つめた
猫「…本当は、少し皆のことを知りたいのじゃ…それで…」
荒「…仲良くなるためにってことか」
もう死ぬって言うのに仲良くって
羽「うん、しかも大人数でいれば殺される心配も少なくなると思うしね」
羽「だって出るためには殺して学級裁判を生き残らないといけないし、大人数ならバレバレでしょ?」
秘「…確かにな」
猫「一生に一度のお願いじゃ!来てくれ!」
荒「俺は行くぞ、粉雪なんてその後歌えばいいし」
秘「なら俺も行くよ」
羽「本当!?ありがとう!今日の15時にパーティホールでね!」
猫「拙者らは他のやつを誘ってくるぞ!」
そう言うと颯爽と二人は去っていった
俺はヨーグルトとフルーツを食べ、寄宿舎へ戻った
【秘田ハナビの部屋】
…
今日がタイムリミットだ
コロシアイは起きないでほしい。だけど…
秘「…」
俺は、何もできずに死ぬのか?
このまま…何もできずに
…
…
ア「ハナビ!起きテ!」
秘「ん…」
ア「もう時間だヨ!」
秘「…アグネス、今、何時だ?」
ア「14時デス!」
秘「あと1時間あるぞ…集合は15時だ」
ア「それがデスね、なんと!ハナビはシェフに選ばれました!」
秘「…え」