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『一章 キボウの学級裁判』
秘「シェフに…選ばれた」
ア「はい!ワタシとハナビとエミとニンジャ!それにエソラがシェフです!」
まだ脳が追いつかない
秘「光は?1番やりたがりそうなのに」
ア「ヒカリはショーゴ大佐とケイト遊びしてる!」
毛糸遊び…編み物か
秘「でも、何で俺が…」
ア「つべこべ言わずについてきて!」
アグネスに無理やり起こされ、手を引かれながら部屋を出た
【厨房】
バイキングの奥にある厨房、そこに俺は連れてかれた
羽「おっ!きてくれたんだ!」
猫「なぬ!ハナビ殿じゃないか!」
愛「…」
秘「それで…これから何するんだ?」
羽「何するって…もちろん料理作りだよ!」
愛「バイキングにあるやつ持ってけばいいじゃん。」
俺も全く同じ意見だった
ア「真心込めて作るのデス!」
猫「アグネス殿の言うとおり!」
愛「はぁ…」
羽「うんうん、じゃあとりあいず何から作るか確認からしよっか」
猫「スープとサラダと肉!」
秘「肉だけざっくりしすぎじゃ?」
愛「ステーキってことでしょ」
ア「はいはーい!ワタシジャパニーズスシ!食べたいデース!」
羽「いいね!カルフォルニアロールでいい!?」
秘「ジャパニーズ寿司って言ってんだろ」
そんな感じで、俺たちはそれぞれ役割分担をして料理を作ることになった
俺とエソラはスープ、瑛美はステーキ、サラダは忍、アグネスは会場のセッティングをするらしい
秘「…こんなにスープ作るんだな」
羽「人数分だしね、あと食いしん坊のためのおかわり用も含めてるし」
秘「食いしん坊?」
秘「忍ちゃんとかの」
猫「か、勝手に食いしん坊にするんじゃない!」
羽「はいはい、でも私見たんだよ!昨日の夜こっそりとバイキングの肉を貪る忍ちゃんを!」
秘「まじか…」
猫「そ、それは仕方ないだろ!食欲には抗えん!」
秘「だとしてもだぞ」
愛「ステーキ作り終わった。帰っていい?」
羽「ダメ!暇ならお寿司お願いします!」
愛「…」
瑛美はエソラをじっと睨め付け、何も言わずに作業に取り掛かった
【15時 パーティホール】
途中で鍋をひっくり返しかけたり、忍がサラダをつまみ食いしてたり、アグネスが食器を割ったりなど
トラブルはあったが、なんとか準備は終わり
ほとんどの人がホールへと集まった
ホールには長いテーブルが置かれ、そこに座って食事をすることになっていた
配膳はエソラと瑛美がやるらしい
荒「ハナビ、お疲れ」
秘「あぁ…もう疲れたよ」
荒「災難だったな!本当に」
秘「瑞稀も手伝ってくれても良かったんだぞ」
荒「俺は料理が下手なんだ」
秘「なんか意外だな」
荒「だろ?カップラーメンも作れないからマネージャーに禁じられちゃってさ…」
秘「よく今まで生きてこられたな」
こうしてお茶会は始まった