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これは文豪ストレイドッグスの夢小説になります。中の人はアニメは全て見てますが漫画は全て読んでないので知識があまりありませんが暖かい目でご覧いただけると幸いです。
キャラ崩壊注意
オリジナルキャラが数人出てきます
少しオリジナルの異能力が出てきます
悪口を書くのはやめてください
それでも良い方はこの先にお進み下さい↓
僕の名前は中島敦。武装探偵社に勤めています。そんな僕にも大事な家族がいます。今日は非番だったので久しぶりにゆっくりな朝を迎えました。カーテンを開け陽の光を浴びました。
敦「ん〜!気持ちいいな〜!(背中伸ばし中)」
ふと外を見ると桜が満開に咲いていました。
敦「わぁ〜!桜綺麗だな〜!」
僕は、孤児院育ちのため桜の下でお花見をした事がなく窓から見えるお花見をしている人が羨ましく思った。
シロ「おはよう、敦くん」
敦「シロちゃん!おはよう!」
彼女は僕の妻のシロちゃん。朝ごはんの用意をしてたのかエプロンを身に付けたまま部屋に入ってきた。
シロ「外見てるの?」
敦「うん、桜が満開でさお花見したいなって…」
シロ「お花見か〜…そういえば、桜の満開記念に桜まつりをしてるらしいけどみんなで行く?」
敦「桜まつり!?すごい楽しそう!行きたいな!」
シロ「じゃあさせっかくだし…」
シロ「…て事でセナと芥川さんもお花見行かない?」
芥川「突然家に来て何を言うんだ」
今僕とシロちゃんは、僕の家の隣に住んでいる芥川とセナちゃんの家に来ています。
シロ「折角だし人数多い方がお花見しながら桜まつりを楽しせると思って!」
シロちゃん…もしかして天才?
セナ「私はいいよ」
芥川「セナ、貴様は陽の光に弱いではないか」
シロ「其れは大丈夫!夜の方が桜が綺麗に見れるって聞いたから夜に行くつもり!」
敦「そうなんだ!」
セナ「龍之介も一緒に行こう」
芥川「…セナが行くならやつがれも共に行こう」
セナ「ありがとう龍之介」
シロ「じゃあ決まり!今日の16時に家の前集合ね!」
敦「子供たちにも言わないとね!」
シロ「後は服装は全員着物で行くよ!」
芥川「待て、やつがれは着物を持ってないぞ」
セナ「大丈夫、確かクローゼットに入ってた気がするし」
芥川「そうか」
敦「子供たち用の着物って家にあるっけ?」
シロ「無かった気がする…午前中に買いに行こうか!」
敦「そうだね!」
そして、芥川たちと一度別れお互いに準備を始めました。それからなんやかんやあり16時前になりました。
あい「お父さん!どう?似合ってる?」
いあ「似合ってる?」
あいといあはお揃いの着物にし、くるくると回っている。
敦「うん!すっごい可愛いよ!」
りくと「お父さんも着ないの?」
りくとにはすごい暗めの着物を着せている。
敦「僕もちゃんと着るよ!」
シロ「じゃあ、敦さん達は先に外で待ってて!私はセナの家で着付けと着替えしてくるから」
敦「うん!分かった!」
数分後に僕と子供たちは待ち合わせ場所になっている家の玄関前に行くとそこには既に芥川がいました。
芥川「随分遅かったな人虎」
敦「子供たちの着付けやってたから仕方ないだろ!」
あい「あー!やつがれさんだ!」
いあ「やつがれさん!」
りくと「芥川さんだよ」
さらに数分が経ち、シロちゃんとセナちゃんが出てきました。2人とも着物可愛すぎる。そして僕たちは桜まつりへ出かけました。
桜まつりが行われている公園に着くと多くの人が桜を見に来たのか、すごい混んでました。
敦「だいぶ混んでるね…あいといあははぐれないようにね!」
あい&いあ「はーい!!」
シロ「りくとも離れないでね」
りくと「うん」
芥川「セナ、もう少し此方に寄れ」
セナ「うん、ありがとう龍之介」
前に進んでいくと屋台が見えてきました。
敦「わぁ〜!食べ物屋さんだ!」
いあ「お父さん、いああれ食べたい!」
敦「ん?綿あめか、いいよ!」
いあ「やった!」
あい「お母さん!あいチョコバナナ食べたい!」
りくと「僕は鯛焼きが欲しい」
シロ「じゃあ買ってくるね!」
「セナと芥川さんは何かいる?」
芥川「やつがれは特に何も要らん」
セナ「私、あれ食べてみたい」
シロ「あれ?」
セナちゃんの指が指している方向にはりんご飴がありました。
敦「りんご飴?」
セナ「うん」
シロ「私もりんご飴食べたいから2つ買ってくるね」
セナ「ありがとう」
数分後、僕たちは桜が良く見える休憩スペースで屋台で買ったものを食べるためにベンチに座りました。
あい「おいひぃ!!」
いあ「綿あめ甘い!」
りくと「美味しい」
敦「満足そうでよかった!」
シロ「りんご飴美味しい!敦さんもひと口食べてみて!」
敦「えっ!?ぼ、僕はいいよ!!」
シロ「せっかくだから食べて!」
敦「ムグッ!?」
無理矢理りんご飴を口に押し付けられました。
敦「(もうどうにでもなれ!)」
カリッ
そして僕はりんご飴をかじりました
敦「もぐもぐ…美味しい…!」
シロ「でしょ!」
そう言うシロちゃんは、僕に向かって桜よりも綺麗な満開の笑顔を見せてくれました。
敦「うん!」
やっぱり僕には、大変持ったないない位大きい存在だな…
一方その頃シロたちの隣に座っているセナと芥川は
カリッ
セナ「…甘い」
芥川「…」
セナ「龍之介」
芥川「食わんぞ」
セナ「私まだ何も言ってないんだけど」
芥川「やつがれは甘いものをあまり食さぬ」
セナ「でもこの大きさ、私1人では食べられないから手伝って」
芥川「貴様はもっと食べろ」
セナ「私は、吸血鬼だからあまり食べれないだけでそのセリフ、龍之介にそのまま返すから」
芥川「…」
芥川は何も言い返せなかった
セナ「ほら、ひと口でもいいから食べて」
りんご飴を差し出され、食べざるを得なかった
芥川「…少しだけだからな」
カリッ
口の中でカリカリと飴が砕ける音がなりながら、りんごのほのかな甘味を感じた。
セナ「美味しいでしょ?」
芥川「…もう要らぬ」
こうして僕たちの桜まつりは終わりました。人生初めての花見はとても印象に残っています。いつか、シロちゃんと2人きりで行きたいな…
シロ「ねぇ、敦さん」
僕の名前を呼ぶシロちゃんの声が聞こえ、僕は後ろを振り向くとシロちゃんが1人で立っていました。
敦「シロちゃん、どうしたの?」
シロ「もう時間ないけど、最後に2人だけで桜見ない?」
敦「えっ…?」
僕が求めていたシーン。それが今叶おうとしていて断る理由がなかった。
敦「うん!2人きりで行こう!」
シロ「子供たちはセナと芥川さんに任せたから行こっか」
そして僕とシロちゃんは2人きりで桜の下をゆっくりと歩き続きました。
敦「桜って近くで見るとすごい綺麗だね」
シロ「そうだね」
「あれ?敦さん髪に桜の花びら着いてるよ」
敦「え?ホント?」
シロ「取ってあげるから少し屈んで」
言われた通りに僕はシロちゃんの前で屈みこんで花びらを取ってもらいました。
敦「ありがとうシロちゃん」
シロ「…ねぇ、敦くん」
屈んだままの体制の僕にシロちゃんが抱きついてきました。
敦「シ、シロちゃん!?」
シロ「敦くんは、今日楽しかった?」
敦「!…うん、すごく楽しかったよ」
シロ「じゃあ、今度は2人きりで行こうね」
敦「…うん!絶対行こうね!」
そして僕は、シロちゃんを優しく抱き返しました。
その頃のセナと芥川は…
あい「やつがれさん〜!」
いあ「お母さんとお父さん何処?」
芥川「彼奴らは桜を見に行ったぞ、邪魔はするな」
りくと「あれ?セナお姉ちゃんは?」
芥川「セナなら此処にいるぞ」
芥川の目の先を見ると、芥川の肩に寄りかかり寝息を立てているセナがいた。
いあ「セナお姉ちゃん寝ちゃった…」
あい「シー!(小声)」
りくと「シー(小声)」
芥川「(…愛いな)」
続く
芥川はまだセナに好きと言えてないそうです。
※芥川がセナのことを好きだと知ってる人はシロだけです。