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コメント
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取り返しがつくうちにちゃんと向き合って仲直りして欲しい…切ない。 °(°´ᯅ`°)° 。 これからの展開が気になる…!
🖤視点
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聞きなれないアラーム…
というか懐かしいベルの音で目を覚ました
寝ぼけ眼で音のなる方へ腕を伸ばしてから、ふと違和感に気が付く
隣にあったはずの温もりはなくて、見慣れない目覚まし時計がベッドサイドのミニテーブルに置かれている
鳴り響く目覚まし時計のベルを止めて、まわらない頭で「大介?」名前を呼んで見るが返事はなかった
リビングだろうか?
ツナくんシャチちゃんとまったり寛いでいるのかもしれない
時計を改めて見ると、今から準備をして出たら丁度良い時間にセットされている事に驚いた
いつもならどちらかが直接起こすのに…
昨日からそういった小さな違和感を見つける度に、嫌な予感がして胸がざわついた
安心したくて直ぐ様ベッドを抜け出して、服を探すが、昨日…いや、日付かわってたんだから今日か…
意識を飛ばした大介を抱えてそのまま寝室に来たから、脱いだ服は脱衣場だ
いつでも泊まれるように予め何着か私服と部屋着を置かせてもらっている
俺はこそっと、ツナくん、シャチちゃんに遭遇しないよう服やアクセサリーの類いが集められた部屋に向かう
人様の家で真っ裸
それを物言わぬ猫とは言え、大介が子供のように可愛がっている2匹に見られるのは何とも居心地が悪いからだ
ここ自由に使って、と用意してくれたラックと衣類用の収納棚
猫を飼っているから強い匂いはしないが、シャボンの優しい香りが漂っている
俺はこの部屋が好きだ
大介をぎゅっと抱き締めた時に感じる香りだから、妙に安心する
俺は適当に着替えると、直ぐ様リビングに向かった
2匹は相変わらず、少し警戒した様子でキャットタワーの上にいる
もう何度も顔を合わせているんだけど
来てくれる時と来ない時の差が顕著だ
大介と仲良くしている時は友好的
少し険悪なムードが流れていると冷淡だ
やっぱり飼い主の心情を感じ取っているのかな?
大介はリビングにもいなかった
ただ、ダイニングのキッチンカウンターの上に[鍵はポストにいれといて]という大介らしい崩れた字のメモ書きと、その上に普段大介が使っている鍵が残されていた
『俺は明日、夕方からだもん』
そう言っていたのに
また、急用とか言われちゃうのかな?
そんなに俺の側にいたくないの?
俺のこと、もうどうでもいいの?
違和感どころじゃない
取り返しのつかない所にいる
そんな気がした
それでも、どう修復すべきなのか
俺には分からなかった
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