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俺の親は女装趣味がある。
俺は、女装なんて嫌い。
女装なんかしたくない。
そんなのはお構いなしに似合うものに合うものと女装させる。
はぁ。
こんな格好で学校に行くのかな?
皆はもうとっくに友達じゃないもんな
俺の本当の気持ちは隠しとけば開放される時がくるんだよねぇ?
ねぇ神様、もしいるのならば
俺を助けて。
いなくても誰か助けて?
こんなことを呟く日々
1週間たっても何も起きない。
「やっぱ神様なんていないん」
「いるよ?」
え?
いつの間にか目の前にいた少年がいった。
「神様は皆に一人はついてるんだよ‼」
「お母さんが教えてくれたんだ‼僕に‼」
僕?
どこから見ても女の子にみえるけどなぁ
「僕ね。女装させられてるんだ」
「お兄ちゃんは?」
この子もおんなじなのか。
「俺もだよ」
そういうと笑顔になっていってきた
「一緒に逃げ出そうよ‼」
と。
逃げ出してしまえば、確かに終わる。
けど、逃げ出しても本当にいいのか
少々不安が残る
「お兄ちゃんはいや?」
この子にいわれたらついていくしかねぇだろ‼
そう思った俺は、逃げ出すことにした。
遠くへより遠くへ
俺と、その子はひたすらに走った。
ある花畑で俺らはとまった。
ふと、おれは神様に願っていた日々を思い出した。
このこを見ながら考えると、
神様はいるとより思えた。
「神様はいるんだなぁ」
そんな一言が空高く俺たちのような星空に飛んでいった。
「また明日ね‼」