「はあ・・・はあ・・・はあ。」
「ん・・・・。」
かくっ。
「オーター?」
「・・・・・。」
限界を超えたオーターが意識を失った。
すると、意識を失ったオーターの先程まで赤かった頬がみるみるうちに彼女本来の肌の白さを取り戻していき、体を支配していた熱も引いていった。
(良かった。媚薬の効力が切れたみたい。あっ、僕の方も切れたみたいだ。)
ホッと胸を撫で下ろして、ツララはオーターの中に入ったままのペニスをゆっくりと引き抜いていく。
ズルルル、ヌポン!
「ん、あ。」
みっちりと中を満たしていたモノが引き抜かれ、その拍子にオーターが声を出しながら体をピクピクと震わせる。
(う、エロい。)
意識を失っているにもかかわらず感じているオーターに、ツララは赤くなりながらそう思った。
が、すぐに頰の赤みは引いていく。
オーターの秘所と自身のコンドームに血が付いていたからだ。
・・・血が付いている、その意味が分からないツララではなかった。
ツララは眉を下げながら、オーターに向かって口を開いた。
「謝って済む問題じゃないのは分かってる。でも言わせて。こんな形で君の初めてを奪ってしまってごめんね。・・・責任はちゃんと取るから。って今言っても意味ないよね。君の目が覚めたら改めて言うから。」
ツララはオーターのおでこに自身のおでこを合わせながらそう言うと、スッとおでこを離して事後処理を済ませ、その後オーターを自身の胸に抱きながら眠りにつくのだった。
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