テラーノベル
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パッと浮かんだやつ書いたんで良ければ笑
⚠︎死ネタ?です。⚠︎
キャラ何も決めてないのでお好きなキャラとかオリキャラとかで適当に妄想してください(
別に何も妄想せず見てもらっても構いません。
どーぞ!
「 星 が 綺 麗 で す ね 。 」
______________
数 年 前 の 夜 、 夜 空 が と て も 綺 麗 な 日 。
俺 は 友 達 と 花 火 を 見 に 来 て い た 。
屋 台 か た く さ ん あ っ て 、 遊 び ま く っ て 、 と て も 楽 し か っ た 日 。
花 火 を 見 て い る 時 、 友 達 に こ う 言 わ れ た 。
「 俺 さ 、 も う す ぐ 猫 に な る ん だ よ ね 笑 」
「 … は 、 ? 、 笑 」
俺 に は こ の 意 味 が 分 か ら な か っ た 。
混 乱 し て い る と 、 友 達 は こ う 続 け た 。
「 だ か ら 、 言 っ と く ね 笑 」
「 … 星 が 綺 麗 だ ね 、 。 笑 」
「 、 ? そ ~ だ な 、 ? 」
俺 は こ の 意 味 も 分 か ら な か っ た 。
た だ 単 に 星 が 綺 麗 だ ね と 言 っ た ん だ ろ ~ な 、 と 思 っ て い た 。
更 に 友 達 は 言 葉 を 続 け た 。
そ の 時 。
ヒューッ
ドーンッ!!
「 ─ ─ ─ だ っ た よ 。」
花 火 の 音 と 声 が 混 じ り 、 よ く 聞 こ え な か っ た 。
「 ん 、 ? な ん て 、 ? 花 火 の 音 で 聞 こ え な か っ た 、 。 」
「 ん ~ ん 、 何 で も な い よ ~ ? 笑 」
「 え ~ ? 教 え ろ よ ~ ! 笑 」
「 ふ ふ 、 考 え て み て ? 笑 」
「 え ~ ! む ず く ね 、 ! ? 」
「 ん ~ 、 そ ~ か な ? 笑 」
「 む ず い だ ろ ! ? 」
「 あ っ は は ~ ! 笑 」 ____
こ れ が 友 達 と の 最 後 の 会 話 。
数 日 後 、 友 達 の 家 に 行 っ た 。
何 も な い 、 シ ー ン と 静 ま り 返 っ た 部 屋 。
た だ 、 カ ー テ ン だ け が 揺 れ て い た 。
そ し て 、 ど こ に も 友 達 の 姿 が 見 当 た ら な い 。
不 安 に な り 、友 達 の お 母 さ ん に 聞 い て み た 。
「 … 、 落 ち 着 い て 聞 い て ね 。 」
「 つ い こ の 間 、 “ 亡 く な っ た の _ ” 」
“ 亡 く な っ た 、 ? “
後 日 、 友 達 が ” 猫 に な る ん だ よ ね 笑 “ と 言 っ て い た 事 を 思 い 出 し 、 家 族 に 聞 い て み た 。
「 ん ~ 、 ? 猫 に な る … 、 、 ? 」
「 … あ 、 そ の 日 か ら 会 っ た ? そ の 子 と 。 」
「 え ? あ ~ 、 用 事 が あ る か ら し ば ら く 会 え な い っ て 」
「 な る ほ ど ね 、 」
「 え ? 何 ? 教 え て よ 。 」
「 猫 っ て 、 自 分 の 死 が 近 づ く と ね 」
「 大 切 な 人 の 前 か ら ” 姿 を 消 す “ ら し い の 。 」
「 … ぇ 、 ? 」
「 そ れ 、 ほ ん 、 と 、 ? 」
「 ほ ん と 。 」
「 … っ あ ! じ ゃ あ 、 星 が 綺 麗 だ ね っ て の は 、 ? 」
「 星 が 綺 麗 で す ね っ て 事 ? 」
「 多 分 そ う 、 。 」
「 え ~ っ と 、 ” あなたは高嶺の花のようです “ 、 ” 恋焦がれています “ 」
「 あ と ~ … ” きっと思いが届くことはないだろう “ 」
「 ら し い よ ? 」
「 … っ え 、 ? 」
「 ど う 、 い う … 、 」
” 大 好 き だ っ た よ _ “
「 っ 、 ! ? 」
あ の 時 の 言 葉 っ … 、 ?
「 ん ? 急 に 振 り 返 っ て ど ~ し た の ?」
「 や 、 な ん か … 友 達 の 声 が … 、 、 」
「 ふ 、 笑 」
「 は 、 な 、 な に 、 ? ? 」
「 … 見 守 っ て て ね 、 。 」
「 は ~ 、 ? 急 に 何 ? 」
「 い や 、 何 で も な い よ ~ ? 」
こ ん な 事 も あ っ た 。
そ し て 今 日 は そ の 友 達 の 命 日 。
「 ” 星 が 綺 麗 だ ね 笑 “ っ て の 、 忘 れ て ね ー か ら な 、 」
「 … は ~ っ … 、 、 」
ベ ラ ン ダ に 出 て 、 夜 空 を 見 上 げ る 。
「 … 今 更 か も だ け ど 、 返 事 。 」
俺 は 意 味 を 知 っ て す ぐ 、 返 事 の 仕 方 を 調 べ た 。
数 年 間 、 勇 気 が な く て 、 恥 ず か し く て 言 え な か っ た 。
そ れ を 今 日 、 伝 え た い 。
今 日 は 夜 空 が と て も 綺 麗 な 日 。
返 事 に は と て も 適 し た 日 だ 。
「 月 も 綺 麗 だ な 、 笑 」
す ぐ 隣 で 「 や っ た 、 笑 」 と 聞 こ え た よ う な 気 が し た _
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コメント
4件
お前すげぇよ