ハッピーバースデー自分‼️‼️‼️‼️🎉🎉🎉🎂🎉🎂🎉🎉🎉🎂🎉
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・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
(5000文字あるよコソッ
リビングの照明は暗めで、天井の間接照明だけが淡く灯っていた。
夜中2時を過ぎているのに、リビングには5人の笑い声が静かに響いていた。
紫:夜中にラーメンて。
初兎がクッションを投げ、いむが
水:え〜だってお腹すいたんだもん!
とケラケラ笑う。
いふはソファの端でタブレットを眺めながら、半分寝落ち気味。
悠佑はカップに温かいお茶を注いで、ぼんやりと湯気を見つめている。
りうらは床に座って、あぐらをかきながらスマホのカメラ機能で前髪を整えていた。
いつも通り、穏やかな夜。
その空気を、静かに、でもはっきりと変えたのは
……っ
ドアがきぃ、と音を立てて開いた瞬間だった。
リビングの視線が一斉にそちらへ向く。
扉の向こうには、ないこが立っていた。
髪はぐしゃぐしゃで、Tシャツの肩も少し濡れている。
頬は赤く、涙でぐしゃぐしゃ。
水:ないちゃん……?
いむが一番に声を上げる。
桃:……っ、う…泣
喉の奥でくぐもった声を漏らしたかと思うと、ないこの膝が一瞬ガクッと落ちそうになる。
初兎が咄嗟に立ち上がった。
紫:ちょ、ないちゃん!? 顔真っ赤やん…!どないしたん、!?
悠佑も眉を寄せながら近づき、優しく肩を支える。
黒:……辛くなってもうた?
ないこは小さく震える唇を噛んで――うつむいたまま、小さく
桃:……ゔん……泣
と頷いた。
その声は、まるで壊れそうなくらい小さくて弱かった。
紫:……もぉ、こうなる前に頼れって
初兎がため息をつきながらも、その声は叱るというより心配そのものだった。
いふも立ち上がり、ないこの顔を覗き込む。
青:おい……ないこ?ほんまに……何があったんよ
その言葉をきっかけに、ないこの目から再び涙がこぼれた。
桃:……っ、ひっく……グスッ…ごめん……ごめんなさい……
黒:ごめん言うことちゃうやろ
悠佑が即座に返す。
すると大きな手でないこの肩を抱き、リビングの奥、ソファへとゆっくり歩かせた。
ふらつく足を支えながら座らせようとした瞬間だった。
桃:…っいや、むり……っ泣
ないこが、声にならない嗚咽を漏らして、ぐしゃぐしゃの顔のまま近くにいた初兎にしがみついた。
紫:うわ、ちょ、ないちゃん……!?
初兎の胸に顔を埋め、服の布をぎゅうっと握る。
桃:うっ……ひっ……やだ……っ、しんどい……無理……っ泣
声が震えて、呼吸も浅くて、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになってる。
限界まで張り詰めていた心が全部零れ落ちていく。
紫:ないちゃん、落ち着いてな……ここおる、僕ここにおるから
初兎がその頭を優しく抱きしめ、背中をゆっくり撫でた。
抱き上げるようにないこを持ち上げ、ソファに二人で着席する。
りうらが慌てて立ち上がって、ブランケットを持ってくる。
いむは床に膝をついて、ないこの手を握り、震える指を包み込む。
水:ねぇ、ないちゃん……?大丈夫、大丈夫だから……僕たち、ちゃんとここにいるよ
桃:……っ、ごめ……ごめんっ……やだ……っ、こわい……っ泣
いふがその様子に眉を下げ、ないこの反対側からそっと抱き寄せるように支えた。
青:もうどうしたんよぉ…
悠佑はその全体を包み込むようにソファの背に手を添え、ないこの髪を大きな手で撫でる。
黒:ひとりでこんなになるまで耐えんなよ…俺ら、何のために一緒におる思てんねん
ないこは、嗚咽で言葉にならない声を漏らしながら、初兎の胸にしがみついたまま泣き続ける。
桃:……しんどい……っ、つかれた……もう、むり……っ泣
その声を聞いた瞬間、5人の顔から笑いが完全に消えた。
そこにあったのはただ、心配と――深い愛情だった。
青:しんどかったな……よう言うてくれたな
いふの低い関西弁が、少し震えてる。
いむはないこの手をもう1回ぎゅっと握って、声を詰まらせた。
水:ひとりで……こんなになるまで我慢してたの……?
りうらがそっとティッシュを差し出し、ないこの髪を優しく撫でる。
赤:もういいよ……頑張らなくていいから……
紫:ないちゃん
初兎が小さな声で耳元に囁く。
紫:おまえはひとりちゃう。ここに俺らがおる。ちゃんと守るからな
と頭を撫で、優しそうに微笑む
ないこは、震える声でかろうじて
桃:……ありがと……
と絞り出す。
だけど、涙は止まらない。
悠佑が
黒:……よし
と一言呟いて、腕を広げた。
初兎といふが少し身体をずらすと、悠佑がないこをそっと引き寄せて、そのまま大きな胸の中に包み込む。
黒:俺らがここにおるよ。大丈夫。何があっても6人で乗り越えるんやろ?
その言葉に、ないこは完全に崩れた。
泣きじゃくりながら悠佑の胸に顔を押し付け、声にならない声を上げ続ける。
初兎が背中を撫で、いふが頭を撫でる。
いむとりうらは両手をしっかり握って、全員が「ここにいる」って伝えていた。
静かな夜のリビングに、ないこのしゃくり上げる声と、みんなの優しい息遣いだけが響く。
「ごめん」なんて言葉は、誰も求めてない。
青:……抱え込みすぎやで
紫:迷惑とか、絶対ちゃうからほんまに。
赤:泣きたいときは泣きなね。りうら達いつでも全部受け止めるからさ
5人の声が、バラバラなのに、同じ意味を持って重なっていく。
ないこはその言葉に縋るように、ぐしゃぐしゃの顔で頷いた。
数十分後
桃:……っ、ひっ……うぅ……
ないこは、まだ悠佑の膝の上で泣きじゃくっていた。
いふも初兎もりうらも、優しく声をかけたり背中をさすったりしたけど、涙は止まらない。
しゃくりあげるたびに、胸の奥に溜まった感情があふれ出ていくようだった。
黒:……どうしようなぁ、ほんま泣き虫さんになっとるやん
悠佑がぽそっと笑いながら、ないこの髪をくしゃっと撫でる。
紫: :泣いてても全然ええねんけどな、ね?ないちゃん
初兎も膝をついて目線を合わせるように覗き込む。
桃:……うっ……だって……っ
ないこは顔をくしゃくしゃにしながら、胸元をきゅっと握りしめた。
——しんどい。
——もう無理。
言葉にできない感情が喉の奥でつっかえる。
その空気を、いむがふわっと壊した。
水:……あのさ
いきなり声を出したいむに、全員がちらっと振り向く。
水:僕さ……小学校のとき、給食のプリン大事に取ってたのに、席外したら……先生に食べられたんだよ
青:……は?
いふが眉をひそめる。
水:しかも先生、めっちゃ満足そうな顔して『おいしかったよ』って言ってきたの。僕あのとき本気で泣いたんだけど。
赤:え、それ………ん?いきなりどうした
りうらがジトっとした顔になる。
青:なんで今なん?
いふの声も冷静にいむの目を見つめる
水:で、僕、悔しくてさ……次の日、その先生の机の中にプリン10個入れたの。
紫:10個!?
初兎が思わず吹き出す。
水:しかも冷やしてないやつ!前日夜から!!!
いむが自慢げに胸を張ると、りうらが速攻で真顔のままツッコミを入れる。
赤:……いや、やば……
青:プリンテロやん
いふも冷静に突っ込む。
水:でもさぁ、その先生が『もうプリンいらない』って言ったときの僕、勝ち誇った顔してたんだよなぁ〜〜!
いむがふふんと鼻で笑う。
紫:そりゃ勝ったなぁ!
初兎がいむの肩を叩きながら笑い声を上げた。
赤:りうらよりガキじゃん、w
くだらない話なのに、みんなの表情が少しずつほぐれていく。
悠佑の胸に顔を埋めていたないこも、震える肩をふるわせながら……
桃:……ふふっ……グスッ
小さな笑い声がもれた。
初兎がすぐ気づいて、
紫:ほらぁ、笑ったで!
と嬉しそうに叫ぶ。
青:なんでお前が誇らしげやねんwww
紫:ほらな、泣いてる顔も可愛いけど、やっぱり笑ってる顔のが好きやで
初兎がにやっと笑いかけると、ないこはぐしゃぐしゃの顔のまま、ぐいっと悠佑の服に顔を押し付けた。
桃:……うるさい
紫:うるさい言われても、嬉しいんやもん〜
赤:ほとけっちは子供のときしょうもないことばっかしてたんだねクソガキじゃん
りうらが真顔でぼそっと言って、いふが
青:今もやろ
と冷静にかぶせる。
そのテンポがツボに入ったのか、ないこはもう一度「ふっ」と笑って、涙と笑いがまじった声を漏らした。
悠佑もないこの背中を優しく撫でながら、その場に溶け込む
黒:クソガキどころの騒ぎちゃうやろw
するとずっと泣いてたないこが口を開いて
桃:悠佑も人のこと言えないくらいヤンチャしてたじゃん
と一喝。
途端にリビングは笑いに包まれた。
悠佑の胸に顔を埋めたままのないこは、さっきまでぐちゃぐちゃだった心が、ほんの少しだけ、温かいもので満たされていくのを感じていた。
桃:……ふぅ
泣き疲れたのか、ないこの体から力が抜けていく。
紫:ほら〜、ないちゃんの顔、ちょっと落ち着いたやん俺らのおかげやんなーいむくん
初兎がにかっと笑う。
水:いや僕のおかげな!!!!!!
とまた一笑い起きる
赤:ん〜……もう夜遅いしさ
りうらが大きくあくびをしながら呟いた。
黒:……そろそろ、寝るか
悠佑の穏やかな声が、ゆっくりと部屋に響く。
桃:うん……俺も、そろそろ眠いや…
ないこが小さく呟いた。
その声を聞いた瞬間、みんなが自然と動き出す。
青:布団持ってくるわ
いふが立ち上がり、押し入れから大きな布団と掛け布団を引っ張り出す。
水:よいしょ……うわ、重っ!
いむが布団を広げるのを手伝いながらちょっとよろけて、悠佑に
黒:ドジやなぁw
と笑われる。
紫:りうちゃん、あっち!角持たな!ww
赤:あごめww
みんなで手分けして、リビングの床に6人分の布団が敷かれていく。
整然としているわけじゃないけど、なんか”いれいすらしい”感じの並び。
黒:ないこ、真ん中な
悠佑が当然のように言って、ないこを布団の上に寝かせる。
その横に悠佑がごろんと転がり、反対側にはいふが潜り込んでくる。
水:僕いふくんの隣やだ
と悠佑の隣に寝転ぼうとするが初兎が先回りして悠佑の隣を死守する。
水:ね”ぇ初兎ちゃん!!!
紫:ここで寝たければ僕を倒してみるがいいがははは!!
水:もういいや…りうちゃん隣で寝て……
赤:りうら初兎ちゃんの隣でいいや。ありがとう
水:そんなあああ!!!!!
黒:残されたのいふの隣しかないでww
水:本当にやだ!!
青:そんなん言ったら俺も嫌やわ!!
水:…はぁ、、、
と心が折れたのかいむは渋々いふの隣に入り込んだ。
桃:なにこれ……ぎゅうぎゅうじゃん……
ないこがちょっと笑いながら呟くと、
紫:しょうがないやん。6人なんやしー!
黒:別にええやろ、狭いくらいがあったかいわ
初兎と悠佑の声が、優しく重なる。
いむがふわっと掛け布団をかけて、みんなが自然と近くに寄った。
ないこの手の甲に、初兎の手がちょこんと触れて。反対側では悠佑が大きな掌でないこの頭を優しく撫でていた。
桃:……ねぇ
ないこが小さな声で呟く。
青:ん?
桃:……ありがと。
その言葉に、誰も「どういたしまして」なんて軽く返さない。
静かに、あたたかい空気が包み込んでいく。
水:いいって。……ほら、もう寝よ
いむが小さく笑って、目を閉じた。
紫:明日になったら、ちょっとは元気になってるかもな
初兎の声が柔らかく響く。
青:うるさいやつらの隣で寝て、元気にならんわけないやろ…
いふがぼそっと言って、りうらがクスッと笑った。
ないこは、みんなの声とぬくもりを感じながら、ゆっくりとまぶたを閉じる。
胸の奥の“しんどさ”はまだ完全には消えないけど、それでも今は、少しだけ安心できる。
誰かがそっと、肩に布団をかけ直した。
リビングに響くのは、深夜の静けさと、仲間の穏やかな寝息だけ。
ハッピーバースデー自分ってことで5000文字作品ですがはは🤩🤩
おめでとう待ってるね☺️☺️
コメント
20件
るーさま‼️ お誕生日おめでとうございます😽🎉最近はずっとスマホが見れなくてるーさま最近出してるのかなー?とめっちゃ気になってて久しぶりに開けたと思ったらこんな感動もの+るーさまの誕生日なんて!😭🍣さんが🍸さんのことをイフさんって呼んでいたり🦁さんのことをユウスケって呼んでたりしたの良きすぎません?!その中でもちゃんと🎲さんの絆が深いのめちゃいいです👍🏻😻そして5000文字とかすごすぎます💞
遅くなりましたが お誕生日おめでとうございます🎉🎂 お誕生日の5000文字嬉しかったです! 今年は色々あって作品書けませんでしたがこれからも全力で応援していきます! 投稿ありがとうございます 大好きです🫶🏻︎💕︎︎
見るの遅くなりましたぁ!! お誕生日おめでとうございます!! 作品天才すぎます!!