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母親「早くしなさいよ〜笑」
子供「ごめんなしゃーい!あはは!」
子供に母親は服を持たせる。
子供「はい!どーじょ!」
母親「はい!ありがとうございます!」
子供「へへ、えらいー?」
母親「偉い偉い!笑」
母親は子供に笑いかけながら洗濯機に服を入れてゆく。
母親「(よし、入ったー…?)」
母親は洗濯機に入れ忘れていた靴下を思い出した。
子供「‥?どしたのままー」
母親「あっ、あのねママ、車に忘れ物したからちょっと取りに行ってくるね」
子供「はーい!えらくまってるー!!」
母親「はいはい笑じゃあ取ってくるね」
母親は自動ドアを通りすぐそこに停めていた車へと取りに行った。
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母親「(あったあった!戻ろっと)」
母親は忘れ物を取り子供の所へ戻った。
母親「(え、どこ行ったの)」
母親の目に写っているのはさっきまで開いていた洗濯機が激しい音を立て回っている。
さらに、端の処には1人の男性。
母親はこの景色を見て、即座にこう思った。
『誘拐…?』
そして、すぐにそこにいる男性を怪しく思った。
母親「あ、あの」
男性「はい、なんでしょう?」
男性は母親に向けて爽やかな笑顔を見せる。
母親「さっきまでここに居た私の息子知りませんか…?」
男性「?私が来たとき子供なんか居ませんでしたよ」
母親「…あぁ、私の息子が消えてしまった、貴方誘拐したんじゃないでしょうね‥」
男性「はぁ?私はただ、洗濯物を乾燥しに来ただけです、それにここに来たとき子供なんか、ましてや、人なんか1人も居ませんでしたよ?」
母親「えぇ、、はぁ私の息子、、どこに行ったのよ、、」
男性「あ、あと俺、歩きできましたから」
母親「あぁ、はぁどこ―どこに行ったのー」
男性「(なんなんだ、このおばさん、、はぁ乾燥するまで、まあまあ時間あるし、近くの店にでも入ってよ、、)」
男性はこの空気感に耐えられず、外に出ていった。
母親「あぁ、、あぁ、どうしよう、、あぁ」
母親が焦っていると1人の女性が入ってきた。
女性「はぁ、遅いと思ったら、、」
母親「ねぇねぇ、そこの貴女、私の息子を知らないかしら、」
女性は落ち着きを持ちながら呆れている様子で言った。
女性「聞いて゛お母さん゛、私の゛弟゛は、もうとっくに死んでいるの!」
母親「えぇ、何を言っているのよ、息子は死んでなんかいないわ」
女性「お母さん!!私の目を見て!見てよ!」
母親「…?ここで何をしているの?あっ、早く洗濯物を取り出さなくちゃ!」
女性「はぁ、、介護疲れたな」
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