テラーノベル
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白瀬さんは帰っている間にもどんどん重くなった。…寝ている。
更にしばらくすると可愛らしい寝息が聞こえ始めた。家についてしまったけれど、少し酔さまししたいからちょっとこのままお散歩しようかな。
夏とはいえ、真夜中の河川敷は涼しくて気持ちがいい。体も少し冷えてきたので戻ることにした。…白瀬さんを風引かせるわけにはいかないし。
白瀬さんは俺とそこまで身長差はなく、ちょっと俺が高いくらいだがすごく軽い。しっかり食べてるのかな、と思ったが、先程のごはん屋さんでは人並みよりは多い量をたいらげていたから、その心配は要らなそうだ。話によると凄く料理がうまいらしい。…俺の家にいる間に一度は食べてみたいな。
目が覚めると、知らない家。知らないベッド。
…俺昨日………ん?
っ…///
と、取り敢えず!下に降りようかな。
下に降りると、紫原くんが居た。
朝ごはんを作っているらしい。
dn「紫原くん、おはようございます」
mf「え?あ、おはようございます、白瀬さん」
挨拶をしただけで王子様スマイルを飛ばす紫原くんはどこぞのアイドルよりもかっこいい…!いけめんだぁ…
mf「…白瀬さん?大丈夫ですか?//」
dn「…はいっ?
え?あっ…」
俺は無意識のうちに、紫原くんにバックハグをしていたらしい。は、はずかしっ…//
mf「まだ眠たいんですね、もう少しで朝ごはんできますよー」
そういって抱きしめ返してくる。っ…かっこよすぎるよぉ//
dn「ふぇぇっ…//」
mf「あっ、ごめんなさいっ、俺っ…」
dn「いえっ…だいじょうぶですっ…//」
流石に恥ずかしくなった俺は紫原くんから離れた。
mf「ところで、白瀬さん。朝ごはんガッツリ入るタイプですか?」
dn「あっ、はい!全然入ります!」
mf「それなら大丈夫ですね、俺あんま料理上手くないですけど、よかったら食べてください」
紫原くんは俺の眼の前に美味しそうなドリアを差し出した。…これのどこが上手じゃないっ!?w絶対美味しいじゃん!
完食がんばろっと
dn「いただきます…!」
mf「はい、召し上がれ」
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コメント
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最高です! 神ですね!! いつも応援してます!! これからも頑張ってください!