TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

SixTONESの末っ子くん

一覧ページ

「SixTONESの末っ子くん」のメインビジュアル

SixTONESの末っ子くん

33 - 赤ちゃん返り

♥

162

2024年08月22日

シェアするシェアする
報告する

樹side

樹「北斗、それしない」


北斗「んんっやぁの!」



昨日の夜から北斗の様子がおかしい。元々俺らの前では保育園の幼い子みたいになるけど、さらに年齢が下がった感じ。

今も指しゃぶりしてる。今まで無かったのに。



優吾「北斗、ダメ!」


北斗「やぁ、うぁぁぁん」


樹「泣かないよ、おいで」



またしゃぶらないように両腕を固定するように背中に腕を回して抱きしめて落ち着かせる。



ジェシー「ほくちゃんどうしたの?」


大我「何泣いてるの?」


慎太郎「しんどいの?」



北斗の泣き声に気付いたのかぞろぞろとリビングに全員集まって来た。



優吾「北斗が指しゃぶりしてたの」


大我「なんで?」


優吾「知らないよ。突然やりだして」


ジェシー「そういえば昨日夜泣き?してたよね」


大我「どうしたんだろうね?」



俺も含めてほとんどのやつが理由が分からなくて考えていると、



慎太郎「それ、赤ちゃん返りじゃない?」


樹「えっ?」


慎太郎「甥っ子がこの前やってた。なんか保育園行きだして出来ることが増えたから兄ちゃん達甥っ子に色々やらせるようになったんだよ。そしたら、パパとママが構ってくれなくて不安になって赤ちゃん返りしたの」


優吾「へぇー。で、それが北斗と関係あんの?」


慎太郎「最近めっちゃ忙しくて俺ら一緒にいれる時間少なかったじゃん」


大我「構って貰えなかったからってこと?」


慎太郎「あくまで可能性の話だよ?ほんとかは分かんない」


樹「でも、北斗なら有り得るだろ」



もしかしたら、外でたくさん我慢してるのに家でも吐き出せなかったから爆発して行動に出てきたのかもな。



樹「遠慮なく甘えろよ、ヨシヨシ」



いつの間にか俺の腕の中で寝てた北斗の頭を撫でた。



優吾「ご飯出来たぞー」



髙地の声を聞いて北斗を起こす。



樹「北斗、起きて。ご飯食べるよ」


北斗「…ん、んぅ」


慎太郎「北斗、抱っこする?」


北斗「んっ」



寝ぼけながらも慎太郎に手を伸ばして抱っこしてもらう北斗。



樹「北斗、食べない?しんどい?」


北斗「フルフル」



いただきますをした割には手を動かさず眺めてる。すると、



大我「北斗あーん」


北斗「あーっ、モグモグ」


大我「美味しい?」


北斗「うん!おいちぃ!」



いつものように笑顔で食べた。ん?そういう事?



樹「北斗、ほらあー」


北斗「あ!、モグモグ…おいちぃね!」


ジェシー「食べさせて欲しかったんだ!可愛い〜」


慎太郎「今日くらいいいんじゃない」


優吾「そうだなw」



この後もみんなで食べさせて完食した。



樹「あっ、北斗待てって!」


北斗「やぁらー!」



髙地とお風呂に入って先に上がって来た北斗。上がってくるなり服も着ず頭も濡れた状態で逃げ回る。俺、体力持たねぇ。



ジェシー「つかまえたぁー!」


北斗「んんっ!はなちて!」


ジェシー「だぁめ!あっお着替え出来たらアイス食べよっか」


北斗「あいしゅ!」


ジェシー「お着替え出来る人?」


北斗「あーい!」



気付けばジェシーが北斗を捕まえて着替えさせてた。 ちゃんと服を着て頭も乾かしてアイス食べると、途端に眠そうにするから寝かしつけた。

北斗の寝顔を見ながら、これからは爆発する前に気付けるようにしようと心の中で決めた。

この作品はいかがでしたか?

162

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚