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俺がクロコダイルの下につくことを決めてから数分、俺はこれからのことを話していた。
その最中、クロコダイルが言った。
「偽名? ですか?」
「あぁ」
あった方がいい、と。
…確かにな~~バロックワークスって犯罪組織ですもんね~~。本名で活動することによって俺は海軍に目を付けられやすくなるかもしれない。俺、大分海軍にいたからなぁ……。間違って賞金首とかになっちゃったら最悪だ。
俺は少し考えた後、ある名を名乗ることにした。
――エメリヒ
それが俺の新たな名前だ。パッと思いついたものだが、中々悪くないんじゃないだろうか?
「…どうです?」
「いいんじゃねえのか。……気に入った」
「じゃあそれで。というか俺はあなたのことなんと呼べば? 社長? クロコダイル? それともMr.0?」
「好きに呼べ」
「えぇ……んー……じゃあ、社長って呼びます」
俺がそう呼ぶと、クロコダイルは鼻で笑いながら俺を見下ろした。