甲斐田妹の下剋上

設定

主人公→甲斐田　雨音　(長田　雨萌)26歳

かいだ　あまね  (ながた　あまも)

甲斐田晴の妹で親戚や、家族からいじめられていた。何故かというと、甲斐田家の術が使えなかったからだ。14歳の時に家出し、現在の師匠に拾われた。

彼女は右目に不気味な模様が入っており、その瞳を通して人の心が見えてしまう。

師匠が一か月前にがんで亡くなっており、甲斐田家に下剋上を企んでいる。

普段は長田雨萌という偽名を使っている。

師匠→長尾　優斗 (長田　空斗)享年39歳

ながお　ゆうと　（ながた　くうと)

祓魔師の家系である長尾家に生まれたものの、剣術がてんでだめだったため周りからいじめられ、15歳の時に家出した。

昔、ある並行世界から来た人間と共に並行世界を渡り歩いていた。

魔導書を作って売ることを生業としており、雨音に並行世界の色々な技を教えた。

普段は長田空斗という偽名を使っている。

主人公の兄→甲斐田　晴

雨音の兄であり、雨音の失踪以降雨音を探し続けている。

その他公式通り

甲斐田晴の同期→長尾　景

雨音のことを気掛かりに思っており、長尾家で24年前に起きた失踪事件との関連を探っている。

その他公式通り

甲斐田晴の同期→弦月　藤士郎

雨音のことを心配しており、失踪した理由を探っている。

プロローグ

師匠が亡くなった。

なんでこの世は善人が死に、悪人が生き残るのだろうか？

何故『才能が無い』という理由だけで虐げられなければならないのか。

私はこの現実を憎んだ。

私は復讐を決行する。

対象は甲斐田家の中で私を虐めた者、心の中で下に見ていた者など。

甲斐田家で対象外の者は1人居る。自分の兄だ。

何故かというと、他の人間とは違い、見下したり、暴言を吐いたりしなかったためだ。

後、多分私が虐められている理由も知らないと思われるからだ。

それらを踏まえた上で、復讐を決行しようと思う。