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蓮夏🖤🎐
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みなと。⚓️🌊
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お久しぶりです。この間の作品、少なからず見ていただき光栄です。
私は本日とある県の中学生の部。A部門として吹奏楽コンクール県北大会に行ってきました。
私の住んでいる場所は、中学生が少なく、3団体しか出ていませんでした。3団体中2団体が県大会に行けるのですが、力及ばず優秀賞で終わってしまいました。私は地域の中学生と合同で出ました。本当に申し訳ないです。
私の合同バンドは課題曲1番「夕映えの丘」と自由曲「マインドスケープ」をやらせていただきました。これでバレてしまったらどうしましょう、笑
私は今年の4月頃からテナーサックスに転職したため、アンブシュアが定まっていませんでした。先輩達とは東関東大会に出よう、と目標決めでいましたが、力及ばず申し訳ないです。ごめんなさい。
今日はそんな私の自己満足な物語を描きます。どうか吹奏楽部の皆様、吹奏楽が気になる人に、響きますように。
私たち部員18名の初めての夏のコンクール。緊張感に包まれる中、それは始まった。
1年生は、地域の同級生とC部門、上の大会がないコンクール出場した。私たち2年、3年生はお昼を食べ、バスに乗りながら1年生の活躍を心から祈った。私たちは1年生は、凄く成長が早く、やればできる子だと心から思っていた。
ついにコンクール会場に来た。緊張感が増す。先輩は楽しんでいる様子だ。
「なんか、あんま緊張してない」
どうしてそんなに気楽なのか。私には分からない。
この日まで何日も何時間も練習を重ねた。苦手な課題曲の対旋律。苦手な自由曲の早いテンポ。何もかも嫌で出たくない。出なくていいか。と思った日もあった。
コンクール本番。
私たちはステージにつき、楽器を構えた。明るすぎる照明に慣れず、緊張感が増される。客席の審査員席だけが明るく、コンクール、という事が今になって実感した。
あぁ、今更か。こんなにも手が震えて緊張するのは。今じゃない。今じゃだめなの。吹けなくなっちゃう
嫌々思いながら課題曲「夕映えの丘」は始まった。クラリネットの音。そしてユーフォニウムと私、テナーサックスは入る。クレッシェンドを意識して。大きく。言われたことをやる。対旋律は指揮を見て遅れない。遅れたら終わりだ。そんな焦る気持ちを持ちつつ後半を迎えた。
ここは自分しか吹いてないから大きく。言われたように。期待されたように。もっと。もっと吹かなきゃ。もっと。もっと。
焦りつつ課題曲は終わってしまった。
次は自由曲「マインドスケープ」
初めのパーカッションアンサンブル
この間、動いてはいけない。
手が震えた。足が震えた。緊張感が増した。
そして今迄ではっきり音を出して一音一音吹いた。ここは圧迫感を。迫力を。もっと吹いて。もっと吹いて迫力を出さなきゃ。日和ってるよ。ダメだって。何度も自分に問いかけた。もっとできるでしょ?もっとやりなよ、と。
そして気が付けばコンクールは終わってしまい学校に戻った。
見慣れない学校の校舎前で高校生の先輩が手を振っていた。私はその先輩をかっこいいと思っていた。好きにはなれない。好きにはなりたくない、ほんな存在だが、手を振った。少し嬉しくなっていた。その時、指揮者である顧問が拍手をしていた。私は思った
__これは県大会に行けたのでは、と
甘かった。そう思った自分を殺したい。
音楽室に行くと、結果を言われた。
「1年生は、優秀賞。いちばん高い賞です。」
「2、3年生は、優秀賞。県大会の出場は、ありませんでした。」
優秀賞。県大会はない。
泣けなかった。私は演奏が終わってすぐ、泣いてしまった。後悔だ。顧問に、「後悔なくできた?」と聞かれ、全然です、と答えたら、「じゃあ県大会でもう1回吹こう」と言われ、心から泣いてしまった。
馬鹿じゃないの。なんであの時泣いたの。県大会、絶対出たい。東関東大会に行きたい。
そんな夢はものの一日で消えた。本当に辛かった。吹奏楽なんか辞めたい。そう思ってしまった。
他校の顧問は言った。
「3年生を県大会に連れて行ってあげられなくてごめんね。本当にごめんなさい」、と。
違う。先生は悪くない。私が悪い。
私のテンポの遅かったであろう対旋律。もっと大きく吹けば、、もっとッ、、、ごめんなさいッ、
気が付けば泣いていた。
ごめんなさい。先輩。県大会に、東関東大会に連れて行ってあげられなくて、ごめんなさい。私のせいだ。
泣きやめなかった。泣きやめず学校ごとのミーティングになった。
みんなは頑張った。次に繋げよう、顧問は言った。仇は絶対討ちたい。本気でやろう。心から思えた。
手伝いに来てくれていた高校生が差し入れにお菓子を配っていた。私はパーカッションだったムードメーカーな先輩からお菓子を貰った。貰う時に言われたのだ。
大丈夫。まだこれからだよ。
涙が溢れた。高校生に助けてもらうなんて、人生でないと思っていた。本当に感謝している。ありがとうございます。先輩
学校から出て駐車場に向かった。ひとりだった。途中、友達のお母さんに、あの大丈夫?と言われた気がしたが聞こえていなかった。ひとりでないていた。誰も助けてくれない。あぁ、惨めだ。辛い。大声で泣きたい。1度涙を止め、車に向かったがダメだった。車を開けたら泣いてしまった。お母さんは、
泣くな、笑
と励ましてくれた。無理だよ。泣きたい。私は先輩にプレゼントをもって学校に戻った。先輩は泣きながら受け取ってくれた。次は10月。演奏会がある。そこでまた先輩と会える。
その日までに今日の事を生かして上手くなってやる。もう、弱い自分は捨てよう。絶対に東関東大会に行ってやる。吹奏楽部員として、私の夢は東関東大会出場だった。
泣けるようなコンクールにできて、本当に良かった。
先輩、ありがとう。ごめんなさい。
コメント
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第3話、読み終えました。テナーサックスに転向して臨んだコンクール、演奏中の「もっと吹かなきゃ」という焦りがひしひしと伝わってきて胸が苦しくなりました。結果が出た後の、「私のせいだ」という自責と、それでも先輩から「まだこれからだよ」と言われて涙が溢れる場面、本当に重くて、でも温かい。弱さを認めた上で「次は絶対」と誓うラストが、読後感を清々しくも切なく残してくれました。お疲れさまでした。