コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そして体育祭当日
陸徒「…」
燈真「…」
俺らは仲直りできないままでいた
柚璃「もー!この2人仲直りしないとリレー不安なんだけど!」
羅輝「陸徒と燈真と優真か」
優真「音魅、この2人どうしたの?」
音魅「え、えと、ケンカ。だって」
優真「ふーん、そっか。できれば仲直りして欲しいな」
燈真「この件に関しては俺は悪くないからな」
優真「そんな子供みたいなことを…」
燈真「その事陸徒もわかってるだろ」
優真「はぁ、もうなんも言わないよ。めんどくさそうだし。でも、今ギリギリの点差だから負けるようなことはしないで」
陸徒(昨日は謝れそうだったんだけどなぁ)
陸徒(どうしよう)
音魅「謝るんじゃなかったの?昨日家で言ってたじゃん」
陸徒「いざってなるとさ」
謝れずにクラス対抗リレーが始まってしまった
優真(あの2人…!これ勝ったら言おうと思ってるんだよ…!)
陸徒(はぁ、なんでアンカーやるって言ったんだろ)
陸徒(…あ、俺らの軍抜かれた)
陸徒(次優真か)
陸徒(頑張ってるけど、流石に抜けれるような距離じゃない)
バトンは燈真に渡りー
陸徒(…燈真、ごめん)
陸徒(て…思うだけじゃダメだよな)
陸徒「行動で示さなきゃ」
燈真「!はぁ、なんで笑ってんだよw!」
陸徒「バトン渡すのに集中しろよ」
燈真「これ抜けなかったら謝っても許さねぇからな!」
パシッ!
ー 先にゴールしたのは俺
柚璃「やったー!!」
羅輝「ケンカしてんのにバトンタッチスムーズすぎだろ」
音魅(多分あの2人が信じ合ってるからなんだろうなぁ)
音魅「あ、あの2人笑ってる」
優真「音魅」
音魅「あ、優真…くん」
優真「話があるんだ」
音魅「はなし?」
優真「ここだとあれだから、ついて来てくれるかな?」
音魅「…」
柚璃「いいんじゃない?行っておいでよ」
羅輝「陸徒達には言っておくから」
音魅「うん」
柚璃「告白かな?」
羅輝「見に行くか?」
柚璃「そりゃあね」
体育館裏
音魅「話って?」
優真「俺は、音魅のこと好きです」
優真「俺と付き合って下さい」
音魅「…!?」
音魅(ど、どうしよう)
音魅「…ご、ごめん、なさい」
優真「そっか、他に好きな人がいるか」
音魅「いない」
優真「え?陸徒の事だと思ったんだけど」
音魅「私、好きが分からないの」
音魅「だからあなたが私を好きって言う理由が分からなくて、ごめんなさい」
優真「じゃ、じゃあ!俺が好きを教える!」
音魅「…でも、今は友達と笑い合っていたいの」
柚璃(トドメだな)
羅輝(これは完全なるフラレ)
音魅「でも、友達となら接したい…です//」
柚璃『あー!そんな可愛い事しちゃダメだって!』
羅輝『静かにしないとバレるだろ!』
柚璃『はぁ!?』
柚璃『あんなのオッケーみたいなもんじゃん!』
陸徒「なにしてんの?」
羅輝『バッ!』
音魅「あ、陸徒くん…!リレー勝てて良かったね」
優真「俺も、頑張ったけどな」
柚璃「はいはい」
優真「好きが分からないってどう言う事?」
柚璃「いろいろあるの。ま、私から言っていいか分からないけどね」
羅輝「でも、これから友達だからまだチャンスはあるって」
優真「そうだといいな」
燈真「おい、そろっと閉会式だから来いってよ」
音魅(告白の返事あれで良かったのかな)