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今のは夢…?
夢だと信じたい
嘘だと言って、
バッ
芳典 「〇〇見たらあかん」
よしくんに勢いよく腕を引っ張られ部屋に連れてかれた
〇〇 「っ、ㅠㅠ」
よしくんは何も言わずに私を抱きしめた
〇〇 「よしくんっ、私っ、ㅠㅠ」
芳典 「大丈夫、大丈夫やから」
よしくんの胸で沢山泣いて
目が覚めるとベッドにいた
泣き疲れた私を寝かせてくれたんだろう
時計を見ると3時半
隣でよしくんが眠っている事が懐かしくて
思わず寝顔を見入ってしまった。
〇〇 「懐かしいな…、」
芳典 「ん…」
やばっ、起きちゃった
芳典 「〇〇…、?」
〇〇 「ごめんよしくん、私帰る」
芳典 「ええよ居て」
〇〇 「私昨日のことあんま覚えてへんくて」
芳典 「昨日の事はもう忘れや、」
そうだ、私じふんと♡がキスしてるとこ、
思い出すだけで胸が苦しくなる
〇〇 「私も仕事あるから帰るね、迷惑かけてごめん」
芳典 「まだおってもいいよ」
〇〇 「ううん、よしくん今日もライブあるやろ、」
芳典 「そやな、」
〇〇 「ありがとう、じゃあね」
芳典 「キツくなったら連絡してや」
〇〇 「うん、」
よしくんに微笑んで部屋を後にした
まだ暗い外を1人寂しく歩く
これからどう2人と接すればいいんだろ
☆に言う?ひーくん?はると?
ダメだ。これ以上迷惑はかけられないから、
気がつくと宿舎についていた
まだ帰りたくない
そう思って近くの公園のベンチに座った
携帯を見ると通知が貯まっていた
☆ <コンビニ長くない?
☆ <大丈夫?今どこ?
☆ <♡もいないんだけど一緒にいる?
♪ <おんに大丈夫ですか?
じふんからの連絡はない
ああ、どうせ2人で寝たんだろう。
本気で恋してた私がバカみたい
無意識に涙が溢れて止まらない
あれからどのくらい泣いてただろ
外が明るくなり始めて宿舎に帰った
ドアを開けるとリビングの電気が付いていて
みるとメンバーが座って待っていた
☆ 「〇〇、!!!」
♪ 「おんに…!!」
♡ 「おんに、!」
私は真っ先に♡の方に歩いて行って
バシンッ!!
♡の頬を思い切りビンタして
〇〇 「アホらしっ、ㅎ」
そう言い放って自分の部屋に入った
笑って言ったつもりが鏡を見ると大泣きしてる私
泣きすぎて顔も目もパンパンだし、
☆ 「〇〇!!!何してんの!?」
♪ 「おんに理由はどうあれ手を出すのは良くないですよ、、!!」
扉越しに☆と♪の声が響く
分かってるよ。そんなの自分が1番、
☆ 「〇〇話そうよ…」
☆ 「何があったの…??」
〇〇 「お願いだから今はそっとしておいて」
☆ 「わかった…仕事はちゃんと来るんだよ、」
一旦頭を冷やそうと思って寝た
なかなか寝れなくてやっと寝れそうと思ったら
もう出勤する時間
〇〇 「はぁ、」
リビングに誰もいないのを確認して
部屋を出る
☆ 「〇〇、!」
え、出勤したんじゃなかったの
最悪だ
☆ 「〇〇…」
〇〇 「出勤してなかったの」
☆ 「〇〇と行きたくて、」
〇〇 「いいよ1人で行くから」
☆ 「〇〇聞いたよ、じふんさんと付き合ってるんでしょ。」
〇〇 「なんで、」
☆ 「それで昨日♡がじふんさんにキスしたって」
〇〇 「…」
☆ 「私は〇〇の味方だよ、♡がした事は許されないことだと思ってる」
だんだんと目に涙が溜まっていくのを
必死に抑えながら☆の話を聞く
☆ 「だから一旦、♡の話も聞こう、?」
〇〇 「聞いて解決するの?」
☆ 「♡も理由があってしたのかもよ」
〇〇 「好きだからでしょ、私の彼氏だって気付いていながらしたんだよ」
〇〇 「もう何聞いても信じられない」
堪えようと思ってた涙が溢れ出てしまった
これ以上泣くつもりなかったのに
☆ 「一旦聞いてみようよ…」
〇〇 「わかったよ、」
☆の部屋から♡と♪が出てきた
なんだ、2人も出勤してなかったの、
♡ 「…」
♡の顔を見ると今にも殴りかかりそう
☆ 「♡はなんでああいう行動をとったの、?」
♡ 「…羨ましかったんです」
♡ 「ビジュアルも良くてスタイルも良くて歌もダンスもなんでもできて、しかもイケメンの人気アイドルの彼氏をもってるおんにが、」
〇〇 「は、?ㅎそれだけで?」
♡ 「私、じふんさんに憧れてYGに入ったんです。」
♡ 「パフォーマンスに惹かれて私もアイドルになりたいって思って必死に練習したのに」
♡ 「簡単に手に入れちゃうおんにが、憎かった、」
♡ 「でもおんにのこと大好きだし人として尊敬してるんです」
♡ 「自分でも酷い事したって思ってます。許されないことをしたって、」
♡ 「本当にごめんなさい、」
♡は泣きながら謝り続けた
〇〇 「もういいよ、顔あげて」
〇〇 「私は♡の事許せないよ」
〇〇 「けど、私も♡の事大好きだし尊敬してるからもう謝らないで」
〇〇 「おいで、」
♡は泣いて抱きついてきた
〇〇 「叩いたこと本当にごめん」
♡ 「いいんです。私もそれで目が覚めたから、」
♡ 「じふんさん、私がキスした時すぐに私を引き離したんです」
♡ 「その後に「俺は〇〇しか興味ないから」って、ㅠㅠ」
うそ、そんなこと言ってたの。
一緒に寝たと思ってたのに、キス受け入れたと思ってたのに
〇〇 「みんな迷惑かけてごめん、ありがとう」
気づいた時には私は勢いよく宿舎を飛び出して
ライブ会場に走っていた
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