とってもお久しぶりです、常闇です!
いやホントに全然投稿してませんでしたね、すみません( ̄▽ ̄;)
今回は番外編の続きを書きたいと思います!
また本編の方も近々書く予定なので、是非見てくれると嬉しいです!
キャラ崩壊あり…?
オリキャラ
其の他諸々
それでも大丈夫な方はゆっくりしていってね!
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「………..詰まらないね。」
治兄は手を伸ばす。
黒獣が治兄に触れた瞬間、黒獣は一瞬にして塵と化して消えた。
「何っ_____」
少年が油断した一瞬の隙に治兄は少年に近付き、鋭い蹴りをかました。
真面に食らった少年は腹を抱えた儘、地面へと転がる。
「君では私を殺せない。其の程度の強さではね。矢張り部下には"もう一人の彼"を選ぼう。」
そう告げた治兄は少年を殺す訳でも無く、静かに踵を返して歩いて云った。
「自分の弱さの本質が何なのか判ったら、また私に挑みに来ると善い。
其れまで君の妹は預かっておこう。」
「なっ、待ッ_____」
少年は何かを云いかけるが、其の言葉が発される事は無かった。
余程疲労していたのだろう。
其の儘、少年は動かなくなった。
「…..善いのですか、首脳。」
私は少年を置いて歩いて来た治兄にそう問うた。
治兄が自ら出向く程だ。
きっと何か有益なモノが有って、此の少年を誘おうとしたに違いない。
なのにいきなり誘うのを止めるなんて。
すると治兄は変わらぬ表情の儘、私の横を通り過ぎて行った。
「構わないよ。
芥川君以外にも当ては居るからね。」
そう告げ、治兄は淡々と進んで行く。
事前に其の"当て"が居る場所を知っているかの様に。
__________何か引っ掛かる。
私は治兄の後を追いながら、悟られぬ様に治兄の顔を見詰める。
然し幾ら見続けても、治兄の腹の中は全く解らない。
何を考え、何を見て、何をしようとしてるのか。
最近の治兄は何時もそうだ。
今までは考えれば少しは理解出来ていたのに、近頃の治兄は何を考えているのか全く読めない。
でも、治兄がこんな行動をするのには、何か『きっかけ』が有った筈だ。
治兄を変える何かが。
「(____まあ、そんなものが早々に解れば苦労はしないんだけどね。)」
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