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………ああ、
また戻ったか…現実に、
桜の父親「くそっ、吞気に寝やがって…!!目が覚めたならどこかへ行け!!消えろ!!」
桜の母親「………」(見てみぬふり)
桜「………」
(自分の部屋に戻る)
………もう諦めた、もう…諦めたのに……
何で…何で、俺は…
桜「っ…何でなんだよ…そう思ってたら…今よりずっと苦しくなるだけなのに…」(泣)
辛れぇなぁ…
苦しいなぁ…
過去も今も、ずっとずっと、こうなんだろうなぁ…
「お前が全て悪い」「奇妙なナリしやがって」「関わらない方がいい」
そんなの分かってる、もうとっくに…分かってるよ、
(小学生の頃)
桜「父さん!あのね__」(小学校で描いた絵を見せようとする)
(桜を殴る)
桜の父親「喋りかけるんじゃない!!!お前なんて、家族でも何でもないんだ!!!」
その絵の題名は『家族』
家族の微笑ましい風景が描かれている
桜の父親「何度言ったら分かるんだ!!お前は!!生まれた時から家族なんかじゃない!!!!」
桜の母親「あ、あなた、流石にやりすぎじゃ__」
(桜の母親を殴る。桜の母親の髪の毛を引っ張りながら)
桜の父親「くっ!!お前まで口答えするのか!!!?」
桜の母親「ぅっ、!!ごめんなさい、!!もう口答えなんてしませんから、!!」
桜の父親「チッ、お前はいつも口では何とでも言えるんだな、!!」
(桜の母親の髪の毛から手を離す)
桜の父親「くそっ、!!どいつもこいつも…!!!」
ああ、ここからか。母さんが俺の味方をしてくれなくなったのは。
母さんも…もう一生俺の味方なんてしてくれないだろう。味方なんて出来ないだろう。
あいつ(父さん)が居る限り…
桜「…はぁー……しんど…」