この作品はいかがでしたか?
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あれから数日。
仕事休みの日は、買い物一緒にいったり、岩本さん、渡辺さんとジムいったり…。
私が転びそうになるときは、すぐ、岩本さんが助けてくれたり。
まるで、護衛されてるかのよう。
そして、岩本さんたちが帰る日に。
「寂しくなりますね…」
岩『こんど東京遊びに来なよ!』
「え?」
深『辞めといた方がよくない?』
岩『なんで?別に親戚てことでいいじゃん』
深『……そうじゃなくて……』
阿『まぁ、そんなすぐじゃなくてもさ!』
岩『うん。』
「ありがとうございます😊」
岩『年末、ちゃんと見てね?』
「あ、SASUKE!」
岩『まぁ、もう収録は終わってるけどね(笑)』
いまは10月入ったばかり。
タクシーで帰ってく3人を見送る。
阿部ちゃんはまだいるらしい。なんか行きたいところがあるとかないとか……
渡『あー、めめも涼太も帰ったなら、またコンビニ弁当かぁ。』
深『だな…』
「料理覚える気ないんですか?2人とも」
深『覚える気がないというか…』
渡『壊滅的なのよ(笑)』
以前の動画を思い出し……
「あ………ですね。」
阿『多分何日分かストックあるはずだよ?チンしてたべれるように』
渡『まじ?涼太のご飯?』
阿『おおー、ゆ、ゆり組………』
深『助かるわー(笑)』
「こりゃ定期的にくるわけだ(笑)」
てかそもそもなんで、料理出来ないふたりが暮らしてるのよ?!
向こうではそりゃ、UberEATSとかあったり、しただろうけど…こんな田舎に……
深『そちらは夕飯なんにするの?』
「ん…なんかあるもので、適当にするかなぁ。」
深『あるもので適当とかすごいねー。感心だわ。』
「作るのはいいんですけどね〜(笑)」
深『ん?』
「わたし、片付けが苦手で……」
深『え?でも家きれいじゃん?』
「そ、それは……」
それは、そりゃ、ね?頑張ってますよ、
隣に推しがいるわけで?
しかも、潔癖症の。
まぁちょうどムシャクシャして、色々物を捨てたから、いまはスッキリしてるんだけど、元は汚部屋もいいとこよ。ほんと。
深『ま、誰だって苦手なものはあるから!ね!俺料理無理だし(笑)片付けはできる方だと思うけど』
「カップ麺の残り汁すてないのに?(笑)」
深『ちょ(笑)いつの話よそれ(笑)』
渡『お2人たのしくお話してるとこ申し訳ないけど、ふっか電話ー!』
深『あ、まじ?いくー!』
深『じゃ、またね!』
「あ、はい!」
さーて。シチュー作って、のんびりするかぁー。
なんか、不思議だな。
隣に深澤さん達が引っ越してきて、半年ちかくたつ。
なんだかんだで、一緒にいるよなー最近。
あ………。まーた忘れたよ。
せっかく、いわめめ居たのに……
でも、なんか写真撮るの遠慮しちゃうな。
そういや、さっくんと、ラウと、こーじくんは来ないのかなぁ……
なんて考えながら、いつの間にか寝落ちしていた。
─?
───??
誰かに呼ばれてる気がして起きた。
長女「やっとおきた。もう、7時すぎてるよ?」
「へ?えっ!?まじ?やばっ!!保育園!」
長女「飛鳥さんがいってくれてるー。」
「え?」
長女「保育園から電話あって、その後飛鳥さんから電話あったから、ママが起きないていったら迎え行くって…」
「………そっか。」
自分でもビックリした。
こんなに寝てたら、夜寝れないじゃん………
明日朝から仕事なのに…
ガチャ……
ただいまぁぁ!!
3女「なんでママ迎えきてくれなかったのー?」
息子「ぼくは、あすかしゃんがいいー!」
飛鳥『あらー!ありがとう!』
「飛鳥ごめん……」
飛鳥『ん?いいよ、ゆりも色々あったし、疲れてんじやない?気にしないでー!で、夕飯なに?』
「ん、シチュー」
飛鳥『シチューか…』
「なに?シチューじゃご不満?(笑)」
飛鳥『違う(笑)だったら、このパン丁度いいかな?』
「ん?え、バケットあるじゃん!」
飛鳥『そう、丁度頂いたからさ!』
「最高!軽く焼こ!」
ご飯もありはするけど、シチューにはパン。しかもバケットとか私大好き!
シチューもあたため、夕飯にする。
みんなでワイワイご飯。
飛鳥は、食べて暫くしたら帰っていった。
子供たち(長女以外)も寝たし。
どうしようかなぁーと、リビングで横になりながら、ボーッとしていた。
いきなりメッセージが。
「びっくりしたぁ……ん?深澤さん?」
《深:おきてるー?》
《私:はい、おきてます!どうしたんですか?》
《深:いや、おきてるなら、ちょっと話したいなぁって。電話大丈夫?》
電話!?
え?待って。夜中の電話って………まぁまだ夜の10時半だけど……
《私:え?夜中の電話には出るなって………》
《深:それは高校の時の話だよ!わら。》
《私:わかんないじゃないですか(笑)》
《深:だめ?わら》
そんなメッセージのあとに、隣の玄関のドアが開く音がした。
《私:今外ですよね?》
《深:うん!わら ここやっぱ響くねー!わら》
わたしは上着と、ひざ掛けを持ち外に出た。
深『あら、来ちゃった?わら』
「電話より早いかなと(笑)」
深『確かに(笑)』
深澤さんが、家の玄関外の小上がりに座る。わたしも隣に座りひざ掛けを掛けると、すっと入ってくる深澤さん。
深『あったけー』
「渡辺さんは?」
深『もうねてるー!わら』
そっから他愛もない会話。
静かに会話。気づいたら肩が触れ合うくらいにくっ付いてて………。
タバコの匂いも………
ちゃんと煙が当たらないように反対に吐き出してくれてた。
深『ごめん。タバコ臭いよね…』
「大丈夫です(笑)」
15分くらいだったけど、幸せな時間だった。
深『さ、寒いし、帰りますかー!』
そういって背伸びをする深澤さん。
その手がわたしの頭に。ポンと置かれた。
「え?」
深『ちゃんと寝なよ?』
「は、はい////」
そして、また、頭をぽんぽんとして、立ち上がると、おやすみーと、手を振り帰っていった。
「いや、寝れるわけないでしょ!////」
コメント
3件
良いじゃん~笑っ🤭
妄想大爆発💣💣💣☺️💭良いじゃん(*´艸`)もっともっと!!