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夢を見たんだ、いつも通りの日々、

猫宮と下校していた、交差点を渡っていたんだ、

そしたら、急に鉄の板が現れたんだ、

それに突っ込んだら吹っ飛ばされて、意識が遠くなっていく、

意識が飛ぶ前に見たのは、猛スピードで道路を突っ切っていくトラック

明らかに道路交通法違反だ、なんなら、去年の夏に友達と見に行った野球の試合でピッチャーが投げた球、

あれよりも早いような気がした、

意識が闇へと落ちていく、

景色がグルグル回る、

ははwwこりゃ相当吹っ飛んだか….

こんな吹っ飛んだら死ぬかもな…..














ーーーなーー

ーー花さん


誰だ、僕を読んでいるのは、

こんな暗い空間に誰もいるはずがないだろう

恐る恐る目を開けてみる、

そこには、真っ白な窓のついた部屋が見えた、

目の前には、ナースらしき人が一人、他にも、部屋には数人のナースがいた、

状況を確認する、

自分はベッドの上にいる、そして、見える範囲では前にベッドが4つある、カーテン越しにもう2つ左右にベッドがあるのが確認でき、俺の他にも、淡い水色の病人服を着たひとが何人かいた、

僕は病院にいるんだ、周りの状況を見る限り、

そうなのだろう

『先生ー!、立花くんが目を覚ましました!』

そう叫んだナースはどこかへ向かっていく、先生と呼ぶくらいだから、お医者さんを呼んでいるのだろう、

大体2分くらいか、白い白衣を着た男の人が入ってきた、

『よかった、立花くん、目を覚ましたんだね、どこか痛かったり、動かないところはないかい?』

そうお医者さんはいった

確かに言われてみれば、全身が痛い、特に顔、

どうして自分はこうなっているのかわからなかった、

でも、お医者さんに聞かれてるんだし、答えたほうがいいよな

『はい、体中が全体的に痛いです、後、顔が特に….どうして自分は病院なんかに』




先生は話し始める

『君は暴走トラックに跳ねられたんだ、

運転していた運転手は事件当時時速180kmほどのスピードで暴走していたんだ、死亡者は数十人、

跳ねられた人は全員即死だったんだ、君を除いて』







『え?』

数秒の間だろうか、こんな間抜けな言葉が出てしまった、

自分だけ生き残って他はみんな死んだ、

一体どう言うことだ、状況を理解することが出来ない、先生の話によると俺もトラックにぶつかった、なんで生きていられるんだ?それに…..

俺が寝てる間にまた夢とおんなじだ





『君は幸運だよ…..』







『え?』



『他にトラックの犠牲になった人たちはみんな正面からぶつかって即死だったんだ、だけど君がぶつかったのはトラックの側面、顔にトラックとの摩擦で火傷を負ったり、吹っ飛ばされて体を打ち付けただけ、まあとわ言っても結構骨折はしてるんだけどね』







先生はそういっている、でも、まだ、

この世界が夢の延長線上なのではないかとおもってしまっている、

だって、ちょうどさっきまで夢の中でおんなじ体験をしていたんだ、今この世界は夢の世界なんだ、目が覚めたらまたいつも通り、猫宮の登校して友達にからかわれ、下校してたまにゲームや宿題を一緒にやって一日が終わるそうだ、そのはずなんだ、だから、こんな非現実すぎる夢はとっとと覚めてくれ、




ん?

そうだ!猫宮だ!

猫宮は早く宿題をやらないといけないと言い出し、僕よりちょっと早く駆け出したんだ、

まだ見た感じ、彼女との距離は1mくらいだ

もしそうだとしたら、猫宮はトラックにはねられていてもおかしくはない意識が途切れる前、

左の方には赤い画面が広がっていた、

赤い、それだけしかわからない、まだ記憶が曖昧だ、ただその記憶から、猫宮がトラックに撥ねられてしまったのではと考えてしまった、


嘘だ……….

そんなわけない……….



僕は先生に聞いてみた





『あの…….この病院に、…………..


猫宮昇華という人はいないんですか!

僕と同い年で女の子で背丈は僕と同じくらい、

目の色は淡いペールブルーで、背丈は僕より少し小さい、


その子は………….ここにいるんですか……………











長い沈黙が続く






お医者さんはなかなか口を開かない






早く口を開いてくれ、アイツはどうなったんだ

…….








『亡くなりました…………』








『え………』




『猫宮さんはこの病院に運ばれる前に亡くなりました、正確には、トラックに跳ねられて即死でした、彼女の死はとても酷いものでした、

跳ねられて、タイヤに巻き込まれて

…………….』





何も出てこない

何も考えられない






あいつが死んだ?





いや違う、これは夢なんだ、この夢の世界で意識が飛んで、昏睡していた時にみた夢の延長線上の世界なんだ、





受け入れることなんて………..







ねえ、なんかしゃべってよお医者さん、




ねえ、喋れってば……..





僕は俯いた、

床がさっき見た時よりもぼやけて見える





胸が苦しい……….

アイツのことは好きでもなんでもないはずだぞ



それなのに、心臓を鷲掴みにされて、潰されるくらい、胸が苦しいんだ






お医者さんは何も喋らない、




ねえ、なんか喋れよ

あんたがなんか話さないと






アイツが死んだことを……..受け入れるしかないじゃんか………….





























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