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kkvvのお話

1 - 🏫(結構短編)

♥

123

2023年08月19日

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俺の友達はよく周りに変わっていると言われる。

だけど、そいつ自体は気にしていない。

そう“思っていた”。


俺とびびくんはいつものように屋上で昼食をとっていた。

ほんと少食だよねと言うと、まあねーともぐもぐしながら返される。

びびくんはいつも少食だが、その日はいつにも増して少なく、俺よりも先に食べ終わった。

いつもは2人で雑談をしているがその日は違い、びびくんはフェンスの方へ行った。

そしてびびくんはフェンスから身を乗り出して言う。

「うわー、やっぱ高いなー」

「ちょっとびびくん!?危ないよ!」

俺はそう言ったが、びびくんは何も言わない。

するとびびくんは、フェンスを超えて屋上の端にフェンスに掴まって立った。

「びびくん!!何してんの!!」

俺は流石に危ないと思い、そう叫んだ。

そして、食べかけのパンを袋に置いて立ち上がった。

それに対しびびくんは、見ての通りだよ。と半笑いで言う。

「何考えてんの、おかしいよ……!」

俺はそう言った。

すると、びびくんは少し悲しそうな顔をして言った。

「おかしい……か。やっぱこーくもそう思うよね…..、」

「いや違ッ___…..!」

違う。そんなことが言いたいんじゃない。

そう言いたかったが、びびくんが言葉を遮った。

「あーあ。

最後くらい、普通だって言ってほしかったな……w」

「最後って….待ってよびびくんッ…!」

そう言って俺は一歩足を出したが、そのときにびびくんはもう、

フェンスから手を離していた。

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コメント

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あぁ … 切ねぇ … けど好き …

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