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◆ 木曜日・2限目のゼミ室
静寂と緊張が同居する午後の大学ゼミ。
晴人は長机の端に座り、膝の上にノートとペンを置いていた。
その下――
スラックスの奥深くには、昨日と同じローターが装着されている。
だが今日のそれは、悠真のスマホに連動した“鼓動検知”タイプだった。
晴人の心拍数が一定ラインを超えるたびに、
強制的に振動が上昇していく仕様。
つまり、焦りや羞恥で動悸が高まるほど、奥を激しく蹂躙される。
そして今――
まさに“人前”という状況下で、その仕様は猛威を振るっていた。
⸻
「――……で、ここの分析は、晴人くんにお願いしようかな?」
「……えっ」
不意に当てられた声に、晴人は肩をびくりと震わせた。
周囲の視線が一斉に自分に注がれる。
その瞬間――
「――っぁ……!!」
股の奥、肛門の内側を、ローターが激しく突き上げた。
音は出ない。しかし肉を叩く鈍い感覚が、ズン、と脳にまで響く。
(やば、心臓……ドクドクいってるの、バレる……!)
晴人は必死にペンを握りしめ、言葉を繋げた。
「こ、ここのパートは……あの、えっと、企業の……経営……戦略が――」
「もっとだよ、晴人」
胸ポケットのBluetoothから、悠真の声がそっと響く。
耳の奥がぞわつき、太腿がわずかに震えた。
「声が震えてるね。心拍150超えてる。じゃあ、レベル6ね」
「――っ!!!」
また――突き上げる。
突き上げる。
激しく、熱く、膨らんで、ちかちかと視界が霞む。
それでも晴人は話し続けた。
まるで、命綱のように。
「……つ、次に……資料の3ページ……ご覧、くださ、い……っ」
⸻
◆ ゼミ後・トイレ個室
「……っ、あぁ……ぁ……っ」
個室のドアが閉まるなり、晴人は崩れ落ちた。
スラックスを下げ、濡れた下着と、赤黒く膨張したローターを覗き込む。
触れるとびくんと反応する。
そして、また振動が始まった。
「録画、忘れないで」
スマホの画面に表示された悠真の言葉に、晴人は従うように自撮りを始める。
座ったまま、ローターを入れたまま、恍惚の喘ぎを漏らす。
「……っ、もう……やだ……でも……止まれない……」
⸻
◆ 夜の褒美と支配
帰宅後、シャワーも浴びずにソファに倒れ込んだ晴人を、悠真は優しく撫でた。
「よく頑張ったね。みんなの前で、あんなにバレずに耐えるなんて……誇らしいよ」
「……俺、バレたらどうしようって……ずっと怖かった……でも、怖いのに……もっと欲しくなって……」
「それはね、晴人が“俺の子”になった証拠だよ」
悠真は晴人の顎を掴み、唇を落とす。
口の中を蹂躙するように、舌を絡ませながらささやく。
「――俺の命令がないと、生きられない身体に、なってるよ。ね?」
「……うん、もう……自分で何か決めるの、できない……」
「じゃあ、明日も命令してあげる。もっと、深く。もっと……バレそうなスリルで」
「……お願い、して……俺に……命令を、ちょうだい……」