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第1章 悲劇の運命 第1節
あることがきっかけで昔にタイムリープしてしまう。昔に戻った私は最悪な未来を変えるために行動を変えながらも1度目以上に楽しんでいく。これは最悪な未来がおこる「運命」を変える再挑戦のストーリー
朝、目が覚めると私はいやいやながらも起き上がり、カーテンを開けて日差しを浴びる。そんなことをしているとすぐにお母さんに「ご飯できたよー」と呼ばれる。1階に降りると、食卓の椅子に座りお茶を飲む。
「ねむい…」
なかなか眠気は冷めないのだ。ひどい時は寝てしまうこともある。
「いただきまーす」
15分ほどでパンを食べ終わり、家を出発して学校に行こうとすると、お母さんがやってきた。
「最近事故とか多いらしいから気を付けてね。」
お母さんが心配そうに言うと、私は明るい笑顔で「いってきます!」と言い家を出た。いつもの道を通って、学校へ向かう。その途中、全身真っ黒の不審者じみた人に会った。話しかけられるかな思った。しかし、挨拶すらせずに私を横切っていくだけだった。不審者じゃないのかな?そんな疑問を持ちながらも音楽を聴きながら学校に向かう。音楽を聴くと自然と足取りが軽くなる。少しすると学校についた。イヤホンをしまい、スマホの電源を切る。
「ついた」
私が言うと一人の〔クラスメイト〕が話しかけてきた。
「おーい!美羽~~!!おっはー!」
「おはよう。穂乃果!」
元気よく挨拶をしてきたのは小学校の頃からの友達だ。同じ中学に進学して、3年間クラスは離れているが、仲が良いのだ。一緒に帰ることもある。今日はたまたま会ったのだ。
「今日、一緒に帰ろう!」
「いいよ!」
穂乃果に誘われて今日は一緒に帰ることになった。この判断が最大の悲劇を生むとも知らずに…
給食を食べ終わり、昼休みになると私は席に座ってゆったりしていた。そうすると同じクラスの鈴ちゃんに話しかけられた。
「ねえ。美羽ちゃんだよね?」
「うん。そうだよ。すずちゃんだっけ?」
「ううん。鈴って書いてりんって読むんだ。」「あっ。そうなんだ。ごめん。」
「いいよ全然。いっつもそう呼ばれるから。」
「そっか…。で、どうしたの?」
鈴ちゃんに聴く。
「そうだね。実はね、私占い師なの。」
「えっ…?」
私は驚いた。急にクラスメイトに話しかけられて、クラスメイトが私は占い師だというからだ。
「どういうことなの?」
私は鈴ちゃんに問いかける。
「私のお母さんが占い師でその訓練を受けてたの。それでできるようになって、毎日クラスメイトを順番に占ってるんだけど今日は美羽ちゃんを占ったんだ。」
「そうなんだ…。」
私はまだ混乱している。簡単に反応して聴いている。
「それで、美羽ちゃんを占ったら……。」
「えっ…?」
つづく
コメント
3件
えっえっえっえっ!?!!?! うわ流石の終わり方や…… 気になる終わり方するねぇ✨️✨️✨️ もうプロやん!?!?✨️✨️✨️ 不審者…なんか意味深…? 鈴ちゃ〜ん!!! 美羽ちゃんの結果どうなったの〜(泣) めちゃめちゃ気になる… 続きも絶対見る!!!✨️