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無重力
5
tako
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とりさん🫧🪄
765
#ご本人様とは一切関係ありません
うみしお
12
Attention⚠
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・作者の完全な妄想です。
・名称を間違えている可能性があります。
・何でも許せる方のみ。
・stgr 🈳架彡の記憶喪失前の妄想です。
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これらが許せる方は下へお進みください。
この街に来てはや1年。
この街は騒がしくて、いくらこっちが引きこもってようが飽きなくていい。
お陰で誰も私を気にしない。
静かに薬を調合することが出来る。
「…よし」
新薬を何個か複製することができた。
材料もなくなってきたことだし、他の材料集めも兼ねて鉱山などに出向くとしよう。
バイクの鍵を掴んで私は外に出た。
いつも使っているバイクに跨り近道をしつつ向かう。
途中で警察の車やらバイクやらを見かけた気がするが、どうせ事件対応中だろう。
誰も私を気にしていない。
鉱山についた。
ここでドリルを使い、石や破片やらを掘り出し、ツルハシなどを使い鉱石を見つける。
そしたら水を使ったりして綺麗にするのだが…
まぁ、砂金も取りたいし掘り出した鉱石を持って川辺に行くとしよう。
またバイクを走らせ川辺へ向かう。
時折銃声やサイレン、鳥や虫の鳴き声がする。
どうせ近くに花畑があるから、マトリがいるんだろう。
確かに花にも要はあるから、変装でもしてサイレンがしなくなったら向かうとしよう。
そんことを考えている間に川辺に着く。
籠の中に砂と一緒に水を掬って、振るいながら探す。
取り敢えず光るものがあれば回収し、後からよく選定すればいい。
こうしてそれなりに物資が集まった。
サイレンはいつの間に収まっているものの、手持ちがいっぱいなので一度帰ろうと思う。
変装もしたいし。
バックで着替えることもできるがわざわざ出したりするのが少し面倒だからある意味いいだろう。
そうしてバイクで来た道を戻った。
一度自分の家へ帰って、収納に物資を仕舞い、クローゼットで服を着替える。
そうして私は再びバイクに乗り込み花畑へと走らせた。
花畑は一見何の変哲もない草原に、花が生えているだけ、と見えるだろう。
だが、その花は薬の調合、麻薬、シマトリなんかに使われる。
まぁ、私は薬を作る身なので、お構いなく摘むのだが。
そかれから30分ぐらいだろうか。
サイレンやヘリのプロペラの音なんか気にしながらも、手持ちが一杯になったのでまた帰ろうとした時。
“シュン”
銃声はしなかった。
ただ、隣になにかが飛んできて、薄らと煙を昇らせている。
おそらく、銃を撃った。何者かが。
ご丁寧にサプレッサーまでつけて。
誰が、何のために?
護身用のハンドガンを片手に、素早くバイクに乗って家へと戻る。
個人医で、薬の調合もしているのだから、多少狙われるのは仕方ないか。
暫くは外出や名前、普段着の露出は抑えようと、そう思った。
何となく、後ろや上空などを執拗に、何度も確認しながら帰路へ急ぐ。
家。
いつもの癖で、薬の調合をしようとドアノブに手をかけるが、思い留まり何とか引き下がった。
「……ふぅ。」
自らに”落ち着け”と言い聞かせ、自室の椅子へ腰掛けた。
何となく。…いや、認めたくはなかったが、胸騒ぎを感じた。
いつもはメモなどに使う手帳を開き、多少の情報を書き留めてベッドへ寝転がった。
今日は、そのまま目を閉じた。
深い眠りへ。
次の日。
朝日が差込み、目が覚める。
「……朝、か」
コーヒーを淹れて、口に含む。
味わうでもなく、ただ水分が欲しかった。
すぐに喉の奥に押しやりカップを置いた。
軽く小腹が空いたので、まだ収納にあったパンケーキを口に含む。
日は何をしようかと考えながら口に放る。
雑に咀嚼し、飲み込んだ。
昨日の出来事を考えたくないと。
そのまま、昨日言い聞かせたことを反復しつつ、論文などをネットで検索して読み漁る。
たまに携帯に来る、Twixの通知を横目でみながら、街のことや薬、犯罪者などのことであれば流し見る。
時刻は午後四時。
外は夕暮れで赤く染まり始め、夜に向けてギャングたちも活発になるところが多いだろう。
ふ、と。
思ってしまった。
“薬の調合に行きたい”と。
「仕方ない」と言い聞かせて、変装をし、バイクではなく身体を隠せる車をそこら辺の市民から奪う。
調合所へ向かう。
一言も発さない。電話も来ない。
静かな車内。
調合所は相変わらず暗くて、誰かが使ったのか粉や水が少し散らばっている。
薬の品質に関わるため、綺麗にしてと張り紙を貼ったこともあったが、効果は虚しく。
最近はもう諦めてみずから掃除を行っている。
材料を机に並べて調合を始めた。
15分くらい経ったか。
ドーン、と轟音が響く。
揺れがこちらまで響いてきた。
私は気づかなかった。
轟音が囮だなんて。
それに紛れて足音が登ってきていることに。
意識が、遠のいた。
一瞬のことだった。
真っ黒なスーツに見を包んだその人は、
私を見下ろして帰っていった。
あぁ、私は死ぬのだろうか。
答えを知るときは、来るのだろうか。
コメント
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みぅです🥀読ませてもらいました。 最初からずっと張り詰めた空気で、主人公の“誰にも気づかれたくない”って孤独がひしひし伝わってきました。薬の調合とか日常の描写が丁寧だからこそ、最後のあの一瞬の静かな衝撃がすごく効いてて…。「答えを知るときは来るんだろうか」って余白が切なくて、続きが気になりすぎます。無重力さんの世界観、すごく好きです。