菅原side
日向が目を覚ました。
日向「、、ハッ!」
日向は自分の目を擦り俺達を見た瞬間慌て出した。
日向「な、何で居る、、んですか?」
「日向。落ち着いて。早くこっちが着いてここに居るだけだべ。」
影山「おい。日向。今まで何処に居たんだよ。」
影山がそう言った途端、、
日向は自分の顔を下に向けた。
そしてこう言った。
「うるさい!!影山も菅原さんも俺の事なんか知らないやつが心配するなよ!」
俺はそんな日向を見たのは日向が傷だらけで部活に来た以来だった。
体育館の空気はピリッとした。
でも俺は諦めず日向に言った。
「確かに俺達は日向の事を全く知れなかった。」
「だから今回の事が起こったのも分かる。
ただ、日向の過去を知って俺達も助け、、」
日向「ねぇ、、言いましたよね」
俺はその言葉で話すのを止めてしまった。
やっぱり俺だけじゃ何も、、と思った時だった。
影山「?お前」
日向「何だよ。それ。俺はそんな事!」
影山「お前、寝言で涙ポロポロ流しながら言ってたじゃねぇかよ。しかもこんな物も落として」
と言って影山が鞄から取り出したのは
日向の壊れたガラケーケータイ。
そして日向の手に持ってたハサミだった。
日向「!、、おい。そのハサミ俺の。返せよ!!」
影山「は?嫌に決まってんだろボケ」
日向「さっさと、、!」
暴れそうな日向を俺は体を抑えて止めた。
影山「しかも俺から送られてきたお前のメッセージも意味分かんねぇの送ってきやがって」
日向「意味分かんねぇ。って何だよ!本当の事を書いただけだ!」
影山「?」
日向「は、、?」
影山「俺、△△の奴なんか良く知らねぇけど笑ったら誰かが不幸になる。そうだろ?」
日向「コクッ、、」
影山「そんなの別にどうでも良いだろ。」
日向「何言ってんだよ!△△は俺の大切な友達で俺のせいで△△はあんな事になったんだぞ、、!」
菅原「日向!落ち着いて!」
日向・菅原「え、、?」
日向「お前。何言ってんだよ!」
影山「俺はお前と一緒にバレーするだけでも良いんだよ。別に俺は友達なんかは多くもねぇし居なくても変わんねぇよ。裏切られたとしても、、」
日向「!、、」
影山「昔の日向や今の日向なんかじゃなくて」
日向「、、んで、、」
影山・菅原「?」
日向「ポロポロ、、何で、、そんなに優しくする、んだよグスッ、、笑顔なんか消したい、、のに、、」
菅原「日向。感情が出せないって自分で言ってたけど今、出せてるじゃん。」
日向「俺、うん、、グスッ、、泣いてるよ、、」
菅原「今はそれで良いんだよ、、」
菅原「落ち着いた、、かな?」
日向「コクッ、、」
菅原「お願い。過去の話を聞かせて、、」
影山「日向。」
日向「分かりました、、グスッ」
俺は……
コメント
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(´Д`)ハァ…かっこよ死するウグッ 続き待ってます!!!
んもぉ〜!! 飛雄くんカッコよすぎッッ! 続き待ってます(⸝⸝ᵕᴗᵕ⸝⸝)