嘔吐表現ありです。
あまり綺麗ではないので苦手な方読むのお控えください….😖՞ ՞
久しぶりの衝動書き(՞_ ̫ _՞)♡
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その目に見つめられると動けなくなる。
まるで呪いみたいだ。
君のせいでこんなにも今苦しい思いをしているのに
頭を撫でるその手にどうしようもなく縋ってしまう。
「ほら莉犬全部吐いちゃお」
はふはふと浅い呼吸を繰り返して口の中に広がる胃液を飲み込むまいと喉を抑える
吐きたくない
飲み込んじゃだめ
吐きたくない
そんな言葉が頭の中をぐるぐるとまわる。
そう思う俺の思いとは裏腹に無慈悲に口へと突っ込まれる指。
口をこじ開けて奥の方を押されて
また吐いた。
びちゃびちゃと嘔吐物が床へと落ちていく。
こんなにも汚いのに何故そんな嬉しそうな顔をしているのか分からない。
「ふふかわいいね莉犬」
「いっぱい吐けたね」
でもまだいけるよね
ひゅっと喉の奥が閉まる心地がするけれど口の中に残る酸っぱくてざらざらした液体達は喉の奥へと流れるのを止めない。
若干残る固形の感触。
先程食べたものの匂いが胃液の匂いと混ざって気分が悪い。
下腹部を軽く押されながら再度口に手を入れられて全てを吐いた。
もう食べたものなんて少ししか残ってなくて口から出るのはほぼ胃液だけ。
酸っぱさに顔を歪めた。
「偉いねえらいね莉犬」
暖かくて大きい手のひらで優しく頭を撫でるるぅとくん。
その手にまたどうしようもなく安心してしまった。
頭が回らなくてなんで吐いてるのか吐かされてるのか分からなくて思考するのが止まって頭がぼーっとしてくる。
「ほら莉犬ちゅーしよ」
「ちゅー…?」
言葉を理解する間もなく聞き取れた音を復唱すればすぐさまるぅとくんの唇が重ねられた。
何度も何度も角度を変えてキスをされて苦しくなって酸素を求めて口を開ければるぅとくんの舌が俺の口へと入り込む。
どちらの唾液か分からないものがお互いの口を行き来する。
だらしなく漏れてしまう声を抑えようにも止め方が分からない。
いい加減息ができなくて苦しくて必死にるぅとくんの胸板を叩いた。
前に鼻呼吸するんだよなんて言われたけど上手くいかない。
ようやく口が離れて酸素が入り込む。
荒れた呼吸を正すために何度も呼吸を繰り返した。
「莉犬の口の中酸っぱいね」
「ふふ莉犬のげろ食べちゃった」
満面の笑みのるぅとくん。
その笑顔を見たらきっと大勢が虜にでもなってしなうんだろうけどその笑顔の理由を知ってる俺は憎たらしくて仕方がない
それでも
「かわいいね偉いね」
細められた目の先の瞳孔が俺を見つめたまま逸らしてはくれない。
また頭を撫でられる。
君のせいなのに。
その手に擦り寄ってしまった。
….また。
コメント
5件
時差コメ失礼しますm(_ _)m 狂ってる感じめっちゃ好みです(இ௰இ`。)
ものすごくタイプです好きです…🥹🫶🏻狂ってる黄赤も最高でした😿
甘々な黄赤大好きだけどこんな感じに狂った黄赤も良いですね🥹💕歪んだ形の愛を持った黄くんから逃れたくても逃れられない赤くんが可哀想だけどなんかめっちゃ好きです!!黄くんのハイライトがないけど愛おしそうに赤くんを見る瞳が想像出来ちゃいました🫣