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ある日
隼也:……
隼也:ハァ…
長澤隼也は、海辺で1人黄昏れていた
隼也:あっちゃん…幸せにな…
ザッ…ザッ…ザッ…
隼也:ん?
??:隼ちゃん…
隼也:え…
時は遡って10年前…
隼也:ファ〜…
??:おっはよ〜!
隼也:痛っ!
現れたのは隼也の幼馴染の森田敦子だった
隼也:何だ、あっちゃんか
敦子:何だって何よ!?
隼也:悪い悪い笑
敦子:もう…笑
敦子:ていうか何でいつも眠そうなのよ
隼也:眠いんだからしゃーねーよ〜
敦子:全く…笑
すると
??:お〜い!
??:おはよ〜
隼也:ん?
2人の前に松崎亜嵐と池永彩がやって来た
亜嵐は、隼也の中学時代からの友人
彩は、隼也と敦子と同じ幼稚園に通う幼なじみだった
亜嵐:お前らいつも仲良いな〜
彩:本当ね〜
敦子:いつもこんな感じなのよ笑
隼也:そうそう笑
そのまま4人で高校へ向かう
亜嵐:もうすぐ受験だな〜
隼也:だな〜
彩:ちょっと憂鬱になるよね
敦子:まあ頑張ろうよ
彩:そうだね!
こんな感じで普段は過ごしている4人
隼也と敦子も仲良くしていた
だが、ある事件がきっかけで2人の関係は崩壊する事になってしまう
ある日
敦子はバイト先にいた
敦子:…
??:ねぇ
敦子:はい?
敦子に声を掛けてきたのは、バイト先の先輩の田中親太朗だった
敦子:またあなたですか?
田中:言っただろ?俺はデートしてくれるまで誘うって
敦子:しつこいですよ?私はデートしません
田中:ハァ…釣れないなぁ
そう言って敦子が仕事をしてる間、 敦子の携帯が鳴っていた…
ブゥ…ブゥ…ブゥ…
田中:ん?
田中が敦子のスマホ画面を見ると、敦子と隼也の2ショットの画像が写っていた
田中:誰だこいつ…
田中:(もしかしてこいつがあっちゃんの好きなやつなのか…? )
田中:(俺よりコイツの方が良いのか!?絶対許さねぇ!)
田中はある計画を企んでいた
その2日後
隼也は1人で歩いていた
田中:すいません
隼也:はい?何ですか?
田中:あなた、長澤隼也さんですよね?
隼也:そうですけど…
田中:僕、田中親太朗と申します
隼也:は、はぁ…
田中:ちょっとお話し がありまして
隼也:話?
田中:長澤さん
隼也:?
田中:南條敦子に近づかないで下さい
隼也:はぁ?
隼也:て言うか、何であっちゃんを知ってるんですか?
田中:バイト先が一緒でね
隼也:(そうだ、アイツコンビニでバイトしてるんだっけ…)
田中:僕は次期店長になる予定なんです!
隼也:だから何ですか?
隼也:あっちゃんに近づくなってどういう事ですか?
田中:僕…入ってきた時からあっちゃんの事がずっと好きなんですよ
田中:だからあなたが邪魔なんですよ笑
隼也:ふざけんじゃねーぞ!
田中:暴力でも振る気ですか〜?笑
隼也:…っ!
隼也:あっちゃんと離れるとか1番嫌ですからね。僕は
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