『自慢のおに~ちゃん』桃×赤
第18話嫉妬
ガヤガヤ ザワザワ
トコトコ トコトコ トコトコ トコトコ
赤side
桃)これ赤に似合いそッ!!
赤)…え!?どれ?
桃)こっちこっちッ..!
桃くんと巨大なショッピングモールについた後、俺が見たいって言ってた最も有名な服屋さんに連れてきてくれた!
そして、今は桃くんが俺に似合う服を見つけてくれている。。。
桃くんがおすすめしてくれた服を見ると結構 洒落ている柄服で俺が好きなブランドでもある。
流石、赤のことわかってるなぁ、、、と1人で感心。
桃)・・・・・・ん~!?…でも、やっぱこっちのほうが俺的には好きだけどな~、、
桃)一回どっちも着てきたら?? 2着とも、
確かに…一回試着してみよっと、
赤)うんッ! 分かったッ..
トコトコ トコトコ …
カチャ シャーー
桃side
カチャ シャー シャー
赤)…ッ……どう???
赤が試着室のカーテンを開けて一周クルッと軽く回る。
赤は震える声で俺に訊く。
桃)・・・おぉ~!!めっちゃいいじゃんッッ!!! 似合ってるぅ!ッ イケメ~ンッ!!
赤)w..へへ//ありがと…/…
どこでも 可愛いな、お前は…/
桃)じゃ、あ、、もうこの服だけでおーけー?
赤)・・・・・ッうん! お会計早く行こッ~!
桃)…w分かったw…それでいいのね..?
タッ タッ タッタッ
赤は、俺を手で招いて小走りでレジに向かう。
走るなよ…ッw
ピッ カチャ カチャ
店員)…お会計、3000円でございます。
俺たちの順番になったとき若い女性の店員さんに服を預けて、店員さんは金額を口に出す。
赤)…!は~い…… ゲホッゴホッ
返事を軽くしながら、赤は黒の鞄から財布を取り出す。
“だが、俺より年下の奴に払わせる訳にはいかない”
お兄ちゃんとして、兄としてとてもみっともない姿なので 急いで 無理やり財布を引っ張り出して レジの金額板に映されている通りぴったち3000円の札、現金をカルトンに置く、。
赤)そんな、、申し訳ないよッッ )ボソッ
赤は、取り出した財布と手が一瞬止まって俺の方向を上目遣いで睨むように見つめる。
赤)ッッッ・・・・・・ッッッ!?!? …
赤)・・・いやいやぁッ~… ゴホッ
桃)とりあえず、いいんだってばッッ!!
赤はこういうのに断りづらいのもあったりするので赤に向けて無理やり怖い顔を作る。
赤)あ、ありがとぅッ、、、 ケホケホ
俺の急な厳つい顔でビビったのか、少し心配しながらも納得してくれた。
周りの人も並んで待って居るので、店員さんにスマイルを向けて「早くッ!」と顔で伝える。。。
店員)・・・ッッ!!! えぇ~とッ..こちら3000円、お預かり宜しいでしょうか?
桃)コクッ コクッ はい、!
店員)・・・かしこまりました~~。 では、ぴったり3000円でお支払いさせていただきま~す..!
店員)当店やショッピング‐モール内でのでのポイントカードはお持ちではないでしょうかぁ??
桃)あ、、ありますッ!!
赤)ジーー
ガサ ゴソ(鞄の中を漁る)
ポイントカードは貰った気がすんなだよな…
あぁ”~、あったッッ!!! 見つけた長方形のカードを店員に差し出す。
店員)ありがとうございまぁすッ!
店員)では、ポイント追加させてもらいますね~?・・・失礼しま~す。
・ ・ ・
店員)はい、お返ししますね。。。
店員)ご来店、有難うございました~、、、 )ペコッ
桃)ありがとうございまーす、!
赤)…ペコッ…。 ゴホン
トコトコ トコトコ ザワ ガヤ
赤)桃くん、さっきは出してもらってマジでごめんねッ?? ほんとに、
桃)あぁ~~、いいんだってw、気にすんな気にすんなw・・・
まだ、気にしてんのかよ、、、(笑)
失礼だけど、前までは赤、反抗期真っ最中男子高校生だったから「ごめん」とか言わないのが当たり前だったんだけど、今となっては俺に甘々じゃね!?/ 嬉しすぎるんだけど・・・//
今も、反抗期かもしれないけどさぁ、赤面になったり期待とかしちゃってんじゃん/..
今度は、思春期 真っ最中かなぁ…w?
まぁいくら言わずとも反抗期よりは”マシ”、
桃)..//w /俺も楽しいよw? …//
赤)…もぉ~、何回も言わないでッ///!! ゴホッ
赤)照れ(ちゃう)からッッ )ボソッ
いや、ふつーに聞こえてますけど、、赤さん。
それに、顔隠しても指の隙間からガチ照れなのバレバレなのよ…w
でも、楽しいなら良かった。。。 「うれしくない」とか「つまんない」って言われたら悲しいから。(正論)
赤)桃くん?? ッッ…
桃)。。。んッ???…
赤)あのぉ〜、ほんとは聞きたくないんだけどぉ、ッ..
赤)”なんで店鋪のカード持ってんのッッ???”
桃)・・・・・・?????
…え、!?
赤)、、、あっ、いやごめん。。怖かったよねッ.. ゲホゲホ
桃)あ、wいいよ全然w。 えぇと、なんでこの店のポイントカード持ってんのかって?
赤)…そうそう!!! このショッピングモール来たことあるのかなぁって思っただけでッ…w
赤、怖いよー(棒)
桃)ww…あ~ねw? 多分だろうけど結構前に青とかと行った時に貰っただけだよッ??
赤)ゴホンッ~
桃)…!!w
しっと すんなよぉ~、赤~(照)
青と行ったことに嫉妬したのか、俺からの目を逸らして地面に目を移す。
何してもバレてますよ~、、
赤)たしか、桃くんの友達の青くんでしょ?
桃)そうだよ~ッ!!!
赤)・・・・・・ッ///ちがうしッッ//!
直接相手から言われると(いざとなると)、照れちゃって素直になれないんだから。。。(微笑)
赤め…//
でも、赤に嫉妬してくれたためとても嬉しい。
早く、赤と付き合えないかなぁ……
そのためには必ず告白しなくてはならない。
でも、時が経つのは一瞬で愛が解けるのも一瞬で、、
人生は一瞬で一度だから、残りの人生を楽しく幸せに過ごしたい。 こんな、赤との時間も大切だから。
桃)・・次は俺の行きたいお店行っていい??
赤)/…うん!いいよ!! ゴホッ ゲホッゲホッ
ぎゅッッッ
俺の寒い手に温もりが伝わってきた。
それの手は、行きに握った感触と同じで。。。
赤)…/チラッッ…// ニコッ
桃)……ッ//
赤は一瞬だけ、俺の目を見ては 逸らして瞳で微笑む。
その真ん丸な瞳に心を打ち破られて俺も照れてしまう。
お互い目を逸らしてエレベーターを登る。
まるで、新婚カップルのように、、、
コメント
2件
本当にこの作品が好きで良いね1000押させてもらいました、!!これからも頑張ってください!
☆神☆