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第三話
手札は2と9とA合計12
城ヶ崎[ヒット]
頼むからいいやつ来てくれ そう願いながらディーラーからカードが配られる 配られたカードは…
8
合計は20!
城ヶ崎[スタンド]
そういえば須永は1枚もカードを引いていない自分の手札に夢中で気づかなかったが最初からスタンドをしていたらしい
そんなことよりディーラーのカードを確認しなければ
ディーラーのカードは19
よし!勝った 須永のカードはJとA合計21 ぴったり揃っている 運が良いやつだと思った今の試合はダブルダウンをしたため14金貨を持っている
次の試合といこう
ディーラー[カードをお配りします]
カードはAと5合計は16
須永[スタンド]
まじかこいつ、また21だっていうのか?
そうだスキルでこいつの21である確率を見てみよう 100%?! 運がいいのかもしくわイカサマか 俺のスキルは1%だけ確率を変えることができるこいつの100%を99%に変える絶対はさせない なぜかって?読書俺はイケメンが嫌いだからに決まっている まず俺に読書いるのかもわからんが
とりあえず自分の手札だ
城ヶ崎[ダブルダウン]
須永[欲張るねぇぇ]
余裕そうで苛つくやつだ
きたのカードは3合計19
城ヶ崎[スタンド]
須永のカードは16 奴様顔色が変わりやがった
ディーラーのカードは18
これで俺の所持金は18金貨 ここらで切り上げよう俺が異世界にくる前で学んだことは勝っているときに切り上げる
城ヶ崎[ではここらで失礼します]
須永[城ヶ崎くぅぅん 俺のカードになにかしたかぁい?]
城ヶ崎[いえ できるわけ無いじゃないですか]
やらないほうが良かったかもしれん
須永[何もやってなければ良いんだ気つけて帰りなよ]
宿を探さなければ だけどギャンブルはやめられん