『お前のせいで俺は轢かれたんだってなんで責めない!』
「影山、、、」
俺は両手で影山の頬をパチンッと挟んだ。
「お前のせいなんかじゃない」
「俺が轢かれたのは、俺の不注意だから」
「だから、、そんなに思い詰めんなよ」
影山は俯いた。
『でも、、お前はもうバレーができな』
「できる」
影山の言葉を遮って俺は返事をした。
『は?』
「もう俺は飛べないかもしれない、、。それどころか車椅子生活になると思う」
その言葉に影山の表情は暗くなる。
「でも、俺は完全にバレーを辞めるつもりはない。マネージャーでも、応援でも、なんかの形で俺はバレーに加わる」
「だから、元気出せよ!な!」
俺がニカッて笑って見せると、影山は少し驚いた顔をした。
が、すぐに笑って
『約束だからな』
そう言って拳を差し出してきた。
「おう」
俺は拳を合わせた。
次回で最終話になると思います!!
コメント
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続きが早くみたいです