今回のお題は
です
それでは
START
誰からも愛されなかった僕に
君は数え切れないほどの愛をくれた
僕は昔から物忘れがひどい
でも辛かったことと君のことはずーっと覚えてた
でも君は僕の名前だけ聞いて消えていった
手紙とハンカチを置いて
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碧音
体調には気をつけて
ハンカチあげる
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集会が終わり、生徒がぞろぞろと出てきているとき
いつもの頭痛に加え吐き気までしてきてその場にうずくまった
今少しでも動いたら吐きそうで
必死で口元を抑えた
みんな僕に気づいているはずなのに誰もたすけてくれなかった
でも
そんな中
君だけが手を差し伸べてくれた
?: 大丈夫か?
?: 大丈夫じゃないよな。えっとハンカチやるから口抑えてろ
お礼も言えなくて本当に情けなかった
銀に光るきれいな白髪をした女の子は
ビニール袋を持ってきてくれた
?: これに吐け
僕は周りの目が怖くて吐けなかった
?: もうみんな教室に戻った。安心しろ
安心しろと言われたことがなくて温かい気持ちになった
僕: ありがとう、ございます
もどしたことで気持ち悪さがなくなり話せるようになった
?: は?当たり前のことしただけだけど…
そういや名前は?
人助けを当たり前だと言える君がかっこよくて、好きだなって思えた
…すき…?
そんなわけない
あったばかりの人だよ?
あり得ないと自分に言い聞かせてから答えた
僕: …碧音、だよ
?: 碧音、か。今は体調大丈夫か?
僕: だ、いじょ…うぶ…
頭がズキズキして視界が反転した
今回はここまでにしまーす!
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