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Yuka@宿題の敵(あたおか)
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顔にかかった血を拭う
絶望と恐怖でまみれたその顔は
人のものとは思えなかった
「見学ぅ?」
藺草さんが信じられないといったように篝さんを睨む
「ああ、キミら、補助してただけで殺しては無いやろ?」
「だから、手本見せてやろうと思って」
いかにも楽しげに篝さんは話す
「はあ、まあなんでもいいんですけど」
「僕も、あとでやれるのなら」
「やろやろ?みんなならそう言ってくれるって信じてたわア」
「…ホントですか」
信じられないような顔で禍月さんは問う
「ああそうや、対象にキミたちの顔見せることなんてないから安心してなア」
一方で篝さんは顔色すら変えず問いかけを無視する
「ってことで、あとは明日香クン、ヨロシク」
「こんにちワ」
「え……?」
話しかけると毎回困惑される
アはっ。カワイイなア
今回の”被害者”は河崎貞雄
子供を虐待したらしい
「アナタは確か、奈緒って息子さんがいましたよね?息子さん、元気してますかア?」
「な、なんで知ってる…」
これもお決まりの返事。
み~んな言っている
「いえいえ、息子さんに危害なんか加えませんよオ」
「アナタじゃないんですから」
「なにするつもりだ!?金なら払う…!」
「……」
ふ~ん、そういうタイプ。
「金なんかいりません。欲しいのはアナタの命です」
「っ…!?」
「…冗談はよしたまえよ君…どうせすぐ助けがくるさ!」
なるほど社長だったな
「ご安心を。ここは誰にも見られません」
「だから、心ゆくまでご堪能ください」
「ねエ知ってますか?」
さっきから返事すらしてくれなくなった相手に語りかける
「小指って握力の大半担ってるんですって」
えいっ、と包丁を振り下ろす
「~~~~っ!」
聞こえてくるのは声にもならない悲鳴だった
「これでもう、殴れなくなりましたね。息子さん」
「次はどこにしましょうか」
「足?耳?目?」
「ああそうだ!手首は?」
「いらないでしょう?手首。もう指半分も残ってないですもんね」
返事すら聞かずにまた振り下ろす。
ザクッという音が
「へエ、かぼちゃみたいだア」
手首の断面に指を入れる
もう痛覚すらないのか何も反応がない
指を曲げて遊んでいると
コイツが気絶していることに気づいた
「ああ、なんだよかったア。死んでるんか思たわ」
焼けるような匂い。
…これは?
目が覚めると目の前に笑顔があった
「やアっと起きましたか」
「きっと新人クンたち飽きてますよ」
「何を…言ってるんだ…」
その男に手を伸ばそうとしたとき気がついた
手が無い
自覚した途端感じたことも無い痛みが襲ってくる
「っがああ…!」
「あらら、ダイジョウブですかア?」
「あ、そうだア!僕料理作ったんですよオ。見て見て!」
「指…?」
それは紛れもない指。
皿に盛り付けられた、指
「うっ……」
吐き気を感じて床に座り込む
「結城さん?大丈夫ですか…」
「…す、すみません」
「すぐ立ちますから…」
「手ぇ、貸すけど」
「すみません…」
「…」
「ほらア、美味しいですか?」
「ウンウン、そりゃアよかった」
篝さんはずっとこんなことして気が狂わないのだろうか──
そんな疑問が今解決した
元々狂っていたんだ
「もう死んでるって…言わないんですか………」
誰かが呟いた
この物語はすべてフィクションです。実際の人物、団体、事件とは一切関係ありません
コメント
23件
R15ぐらい行きそうこの感じ 辞められない止まらない
ヒェっ...恐ろしや...花音げろんぱしてないか心配だぅ
篝さんがサイコパスしてますね… 指盛り付けられてるところで、一人気分悪くして座り込んじゃうのいいですねうちの子