「夜明けになっちゃった…」
真宵が亡くなった日の次の日 親も友達も失った
親 真宵の親必死だったな とか思い出してから気晴らしの為にテレビをつけた
飲み物を飲もうとキッチンへ
黒くて苦いにがいコーヒーを飲む為に重い足と手を動かす
【昨日昼過ぎに𓏸𓏸会社の𓏸𓏸真宵さんが亡くなりました 死亡原因は失血死 謎の死を遂げたとの事です】
にがいコーヒーにお似合いな話が出てきた 謎の死を遂げた 怖い
ジリリリリ
スマホが鳴った 公衆電話からだ 流石に出るのはヤバいが 何も考えずに出ていた
【ねぇ知ってる?? この街には1つの都市伝説があるんだって!!!
可哀想だけど番は君だ】
迷惑電話なのか本当なのかよく分からない電話だった
幽霊とか都市伝説は信じない者なのでスルー
可愛い動物の動画を見てリラックスタイム 生暖かい あの温もりを感じる事はもう出来ない
「みかん…毛並みがよろしいようで」
[なぁ〜ん] 自信気な顔だわ
整えてるのはこのあたしなのに、
「スーパー行かなきゃな〜…」もうトマトとか白菜とか無くなってるし
都市伝説がなんだかんだ は後回しということで
真宵との関係なんてないってわかるし、
実在するのかも分からない事を信じても意味ないと思う人間1人の考えだが
社長にも伝えておこうと思ったがそんな事はどうでもいい状態かも知れないな
「みか〜ん…モフっていい〜…?」
[にゃ〜]
後退りされている… みかん飼い主に触られたくないのね…
明日会社の人達集めて話そう…
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