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短編

11 - 「夢でも好きって言わせるから。」

♥

80

2024年11月03日

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雰囲気で読んで貰えれば幸いです。

イベ後 rtky 関係者匂わせ含みます。


























イヤモニを外してこの景色を脳裏に写し込む



煌めいた歓声、赤色の光に包まれた観客席

そのどれもが素晴らしくて



離れたくなくて



「時間が来ている」なんて言っちゃえば動くしかないのだけれど




はぁ、








「終わりたくねー。」











気を抜くと色々と溢れてしまいそうで。



だけど、お前らの前では笑顔で感謝を伝えたいから





「本当に幸せな15年でした。」





一生懸命“ありがとう”を伝えるよ













_______________________________











「無事、東キヨドーム、、 大成功ということで!

今日の主役、キヨさんからご挨拶頂きましょう!!」

「よっ!主役〜〜!」

「頼むよキヨ〜笑」



「やめろ!イジるな笑」




まじか、 まだ夢を見ているようで何も考えられないや


興奮が冷めてない頭の中、

ここにいる全員の視線を受けて、



創り上げて





「はい!キヨです!

皆さん今日まで支えて頂きありがとうございました!

自分勝手な事も沢山言ってしまったかもなんですけど、ここまでついてきて下さったスタッフさん方、ほんとにお世話になりました。クソガキですみません、笑 」







紡いで






「そして、言うのちょっと照れくさいんですけど、笑


ここまでこれたのは、まぁ俺が頑張ったからでもあるけど、確実に周りのお陰でもあるから。この場を借りて感謝したいなって思ってます。」






繋いで







「…俺と出逢ってくれてありがとう!!乾杯!!」





『乾杯〜〜〜〜〜〜!』










あぁ、なんて幸せ者なんだよ俺。





















この後は、俺も珍しくお酒を口を運び

随分出来上がってしまったメンバー達がいて



なんかなぁ、


楽しくて、嬉しくて、感慨深くなっちゃって


隣にいるレトさんに縋るように寄り掛かった




「なに、キヨくんどうしたん?眠い?」



「…いや目はバキバキなんだけど、なんか、これ全部夢みたいで、、」


「なんそれ、笑」



途端に恥ずかしくなってしまって、

中身が半分残っている自分のジョッキを

強引に持って、全部飲み干した





「..っあぁーーーー、ぬっるい!!!」



「…すごいな、お前 」




そう?笑レトさんもやる?、と言おうとレトさんの眼をみて




..!






「れとさん、」



「ないてるの、?」








「キヨくんちょっと外行こう」



「え、ちょっ、!」






半ば強引に手を取られ外へ出た


















夜は上着を持ってないと肌寒かった



気使いさせられてしまった後悔と

心配が入り混じってモヤつく心


まぁ、外に出てスッキリさせよう、と思ったが

レトさんは外に出るなりスタスタと歩き出した






「レトさん、どこいくの」


「んー?…散歩しよ」


「ねぇ」


「まってよ、レトさん」









「なんで、泣いたの?」





しまった、やってしまった。 と思った

でもこうまで言わないとレトさんは止まってくれなかっただろう


人の心にずけずけと入り込むのは良くないってわかってた

自分も嫌だし、レトさんにとってはもっと嫌


そんなのわかってる


けど、泣いた理由が



“俺”にあるなら





レトさんの動いていた足が段々音を緩めていった




「____。」


「キヨくん、」


「お前、すごい。すごいよ。」


「1人でドームなんか立っちゃってさ」


「なんか分かんないけど、いろんな感情が入り混じってる、」


「おれ、正直言ってお前の隣に居ていいか分かんなくなった」


「それくらい輝いてた」


「おまえの事、かっこいいって思った」


「やっぱだめだ、笑」



「キヨくん、ごめん。






すき、キヨくんの事が恋愛的な意味で

すきだよ。」


「やっぱ隣にいるのが不安なんて嘘。本当はずっと隣に居させて欲しいんだよ」


「____ごめん。友達から抜け出そうとしちゃって。それだけ伝えたかっただけだから。」




振り向いた彼は



やっぱり涙を流していて、


月の光でちかちかとレトさんの顔が光る




レトさんの瞳に映っていたのは




俺と、輝く月だけ






どきり、胸が高鳴る


あぁ、忘れていたのに


レトさんの為に、忘れようとしてたのに


レトさんの所為で、思い出しちゃったじゃん






緊張、不安、嬉しさ、苦しさ、そして期待








「_______俺、






レトさんの腕の中で泣きたいし、レトさんと一緒に笑っていたい。」







俺も限界だったんだよ、やっぱり







今まで塞いだものを全て取り外して

言い放った




「おれ、去年ドームたって」


「4人が、楽しくて」


「終わんの切なくて」


「けど、来年は俺1人だし」


「こんな上手く出来んのかよっておもって」


「でも今日けっこうがんばったつもりで」


「楽しかったし、終わるのこわかった」


「なんで、うわぁぁぁ、なんで涙止まんないの?」


「れとさん、おれ期待してたよずっと」


「すき、すきだよずっとすきだったよ」


「なんで今なの?遅いよほんと」


「しかも言うの急すぎんだろ、、タイミングあるだろまじで、、」


「もう、、、やだ、、」




情緒が壊れて泣きじゃくる俺を

レトさんはしっかり腕の中に入れてくれた





「がんばったね、きよくん。ごめんね遅くなって」



「ごめん、ありがとう、れとさん」







もう離さないと言わんばかりに


レトさんの背中に、手をかけた

















「、、、ほんとに夢みたい」


























「がっさん、キヨ達遅くね?」


「まぁレトさんと一緒だから大丈夫だよ」






上手くやってればいいけどね〜。















___________________________










衝動+殴り書きです。すみません。

あったらいいなを大きくしていったらこんなものができてしまいました…。

自分でも何をしているんだろうと思った位です。

でもこれが限界。

本当はCPなしでほんわかした物を構成してたんですけど、何故か大幅変更していました。



そして、

イベント 本当に、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。


神は私の手を取ってはくれず、無念ながら行くことはできませんでしたが、それでも“好き”を再確認出来たので良しとします( ;  ; )


はぁー、好きを共有出来るっていいですね




それと、お知らせです。詳しくは私のアカウントのキャプションをお読み下さい。





ここまで読んで頂きありがとうございました


じゃあの

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