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お互いが怒った時は/🔺

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2 - ガチで怒ったVΔLZ

♥

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2022年05月28日

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怒られる側←怒る側


【長尾・弦月←甲斐田】

「ねぇ景。藤士郎。あのさ、僕、勝手に研究室入らないでって言ったよね?なんで入ってるの?」

「いや……そのぉ……興味本位で」

「ごめんね晴くん。僕も気になっちゃって」

「……危ないから入らないでって言ったよね?僕は2人のことを考えて言ったんだよ?」

「……ごめん。言いすぎたかも。ごめんね、2人とも」

「いや、勝手に入った俺も悪かった訳だし。俺こそ、ごめん。」

「僕も悪かったよ。本当にごめんなさい……」

「いいよ。ほら、頭あげて?もう怒ってないから。それよりご飯食べに行こ?」

「マジィ!?やっちゃー!じゃ、晴の奢りな」

「おいお前許してもらえたからって何してもいいって訳じゃないんだぞ!?」

「じゃあ僕財布置いていくね」

「嘘だろ、弦月……?」

「ほら、早くしないと店しまっちまうぞー!」

「ちょ、おま、おいていくなや!!」

「晴くんはもっと運動して」

「うるさいなぁ!!ごもっともです!!」


【長尾・甲斐田←弦月】

「2人とも……??」

「なんでそんな傷だらけで帰ってきてるの!?今回は助かったとはいえ、死んでたかも知れないんだよ!!僕、本当に心配したんだから……」

「ごめんてお弦ー……」

「悪かったって……」

「景くんはもっと体を大事にして!意識がないって聞いた時の僕の気持ちわかる!?あと晴くんは無茶しすぎ!任務のためとはいえ、連絡くらいはよこしてよね!?」

「んー、せやな、ごめんな?」

「うっ、悪かったって……」

「ほんとにもう……仕方ないから許すけど、次はないかんね」

「おお、おおwこわ~」

「あれげんでゅき?もしかして泣いてる~?」

「うるせぇ元はお前らのせいだからな」

「サーセン」

「あぁ、ああ~……」

「はぁ、晴くんはエナドリ禁止ね」

「うぇあ!?ちょ、それはないでしょ!!」

「あとどさくさに紛れて逃げようとしてるの見えてるかんね、景くん」

「うぁ~……」


【弦月・甲斐田←長尾】

「なぁ、着いてくんなって行ったよな?」

「いやでも僕たちが居た方が心強いかな~って……」

「景くん一人で行って死んだらどうするつもりなの」

「俺は2人を巻き込みたくない。今回の任務はどれだけ危険か、わかってんのか?」

「分かってるよ。それでも行きたいから僕たちが着いてきてるんだよ」

「3人で1つみたいなもんでしょ?僕らにも背負わせてよ」

「……あー、でもどうすっかなぁ…完全に私情の任務だから上司が許すか……」

「僕、景くんの上司から許可貰ってきたんだよね」

「マジ……?」

「しかも長尾の忘れてった御札も持ってきたんだよね」

「マジか……」

「……ふは、しょうがねぇなぁ!VΔLZでいっちょ暴れますか!」

「僕は援助だけだからね。セット崩れたらいやだし」

「わかってるってぇ!」

「お前だけ先に突っ込んで行くなよ?」

「あーはいはいはい」

「本当にわかってる?」

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